せいぼ

デジタル大辞泉

せい‐ぼ【声母】

読み方：せいぼ

中国の音韻学で、1音節における最初の子音をいう。例えば、「官」の中国語音［ɡuan］の［ɡ］など。→韻母(いんぼ)

せい‐ぼ【歳暮】

読み方：せいぼ

１ 年の暮れ。年末。歳末。さいぼ。

２ （多く「お歳暮」の形で）世話になった人などに年末に贈り物をすること。また、その贈り物。《季 冬》「ひたすらに—使ひの急ぐなり／松浜」

せい‐ぼ【生母】

読み方：せいぼ

継母・養母などに対して、うみの母。実母。

せい‐ぼ【聖母】

読み方：せいぼ

聖人(せいじん)の母。

キリスト教で、イエス＝キリストの生母マリアの尊称。

せい‐ぼ【聖^×謨】

読み方：せいぼ

天子のはかりごと。天子の施政上の方策。

世界宗教用語大事典

せいぼ 【歳暮】

日本で歳末になされる贈り物。一年間世話になったお礼にと、上司や子供の先生などに贈る。本来は、暮れはお盆と同様に祖先への魂祭の意味があり、その供物を他出した子供や分家・本家などへ送り届けた風習だったようだ。今でも大晦日に「親の膳」「本家礼」などと称して、魚を添えた膳を親元や本家へ持参する地方がある。