すまほいくじ

デジタル大辞泉

スマホ‐いくじ【スマホ育児】

読み方：すまほいくじ

スマートホンやタブレット型端末を育児に利用すること。知育やしつけ用のアプリを親子で利用することのほか、子供に端末を持たせて好きなように遊ばせておくことや、親がスマートホンを操作しながら子守りをする状態などを指すこともある。スマホ子守り。スマホ子育て。

[補説] 長時間の使用や過度の接触により、親子の直接的なコミュニケーションが減少するという指摘がある。

妊娠・子育て用語辞典

スマホ育児 (すまほいくじ)

子どもにおとなしくしていてほしいとき、親が何か用事をしたいとき、子どもにスマートフォン（スマホ）やタブレット型端末を持たせて映像などを見せたり、操作させたりすること。また、それらをしつけ等に使用することなどをいいます。確かにこれらは現代を生きる大人には欠かせないアイテム。しかし、乳幼児期からこれらに長時間接することは、外遊びや人とのかかわり体験の不足を招くことが心配されています。授乳中や食事中はもちろんですが、できれば２歳まではこれらを見せるのを控えることが勧められています。特にスマホやタブレットなどの小さな画面の長時間視聴は、乳幼児の視覚の発達を妨げる心配もあります。使用するときは時間を決めるなど、家庭内でのルールをつくって適切に用いましょう。
参考：“毎日の生活”がことばを育む
●以下の情報も参考にしてください
*「スマホに子守りをさせないで」日本小児科医会