しらくも

デジタル大辞泉

しら‐くも【白^×癬／白禿^＝瘡】

読み方：しらくも

小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。

しら‐くも【白雲】

読み方：しらくも

白く見える雲。はくうん。しろくも。

ウィキペディア

白癬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/11 08:52 UTC 版)

白癬（はくせん）とは、皮膚糸状菌によって生じる皮膚感染症の一つである。原因菌は主にトリコフィトン属（白癬菌属）に属する種いわゆる白癬菌と呼ばれる一群の真菌によって生じる。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

しらくも

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 03:42 UTC 版)

名詞: 白雲

しらくも【白雲】

1. 白い雲。しろくも。白雲^{（はくうん）}。
   • 後居而 吾恋居者 白雲 棚引山乎 今日香越濫（『万葉集』巻九1681）

     後れゐて 吾が恋ひ居れば 白雲の棚引く山を 今日か越ゆらむ

   • 書斎から見ると、甕の水に青空が落ちて、其処に水中の天がある。時々は白雲が浮く。（徳冨健次郎『みみずのたはこと』）

発音^(?)

し↗らくも

関連語

• 対義語: 黒雲^{（こくうん / くろくも）}

翻訳

• 英語: white crouds, woolly crouds

名詞: 白禿瘡・白癬・白雲

しらくも【白禿瘡・白癬・白雲】

1. 頭部にできる白癬。いわゆる白癬菌などの糸状菌によって生じる皮膚病。
   • 虎膏は狗噛瘡を治し、下部に納（いれ）れば痔病で血下るを治し、内服せば反胃^（かく）を治し、煎消して小児の頭瘡白禿^{（しらくも）}に塗ると『本草』に見ゆ。（南方熊楠『十二支考』）

関連語

• 複合語: しらくもあたま

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「しらくも」の例文・使い方・用例・文例

• しらくも頭