さかなクンへの敬称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:54 UTC 版)
NHK広報局のツイッターアカウントが絶滅したとされていたクニマス発見の話題を取り上げた際、「さかなクン」と発言したことに対し、「さかなクンには『さかなクンさん』と敬称をつけるべきだ」という内容の投稿が数多く寄せられ、同アカウントにて、NHKの広報局員が「大変申し訳ありませんでした。お詫びして訂正いたします」と謝罪する事態になった。しかし、実際に寄せられた投稿の多くに見られる「さんをつけろよデコ助野郎」というのは、大友克洋作の漫画『AKIRA』から派生したネット上で多用されているジョークであり、芸名に敬称を含む知名度のある人物についてでも度々見られるフレーズでもある。つまり、投稿されていた多くは冗談であり、真実を知ったNHKの広報局員は「冗談だとは知らなかった」「みんなひどい」「どうしてこんなに多くの方からお叱りを頂くのか分からず、胃が痛くなっていた」「力が抜けた。安心はしたが(当時深夜まで寄せられた言葉一つ一つに返答、謝罪していたため)電気も空調も止まっている」などと発言した。 こうした議論に対してさかなクンは2012年1月13日にBSジャパン『デキビジ』に出演し、司会者の勝間和代から「さかなクンさんと呼んだほうがいいか」と確認された際に「『さかなクンさん』などと敬称を付ける必要はなく、そのまま呼んで欲しい」とお願いしている。 第201回国会の調査会に出席した際の議事録には、「さかなクン君」と表記されている。なお、参議院調査会の会長として進行役を務めた鶴保庸介は、「さかなクン」と呼び議事を進めた。
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