こしあてとは? わかりやすく解説

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こし‐あて【腰当て】

読み方:こしあて

すわるときに腰の後ろ当て姿勢楽にしたり保温したりするもの。

修験者猟師などが腰につけた敷き皮長方形毛皮の上端にひもをつけ、後ろ腰当てて前で結ぶ。引っ敷き。尻皮

近世軍陣の際に、打ち刀を帯に差さない太刀のように帯びるときに用いる、ひさご形の革。これに緒を通し打ち刀脇差差して、腰に下げる。

箙(えびら)を腰につける帯。

和船中央にあって帆柱支える最も大きな(はり)。船体の幅や深さの基準となる重要な場所とされる

腰当ての画像

腰当(こしあて)

打刀脇差太刀のように刃を下にして腰に付け為の用具。鎧着用場合にこれを装着すれば刀が安定し乗馬の際には鞘尻が馬の尻に触れない利点がある。軽便な動作要求される軽卒にも用いられたが、腰に固定されているため城攻めや船戦の際には自由が利かず不便であったともいう。腰当には、筒に鞘を差し込む形式の筒腰当や、写真のような板腰当などがあり、また、幕末頃には大小二本差し可能な変形のものも考案された。


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