構造発色とは? わかりやすく解説

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構造発色

読み方:こうぞうはっしょく
別名:構造色発色

物体表面構造が光に干渉して反射光波長変えることで、物体そのもの本来の色とは異なる色に発色すること。および、同原理を応用した発色技術のこと。

構造発色は「構造色」と呼ばれる原理基づいている。自然界においては、モルフォチョウ呼ばれる羽根構造色実現している典型例として知られている。モルフォチョウ羽根はもともとは無色ないし褐色帯びたとされるが、羽根表面ナノレベル微細構造青色波長際立たせる形で光に干渉し羽色青く見せている。

身近なところでは空や海が青色見え現象も構造発色の例である。タマムシ玉虫)の玉虫色発色や、光ディスク虹色見え現象も、構造発色である。

トヨタ自動車2018年4月発表したレクサスLC」の特別仕様車ボディカラーに「ストラクチュラルブルー」と名付けられた鮮やかで深い青色特徴であるが、このストラクチュラルブルーは青色塗料一切用いずに構造発色によって青色再現している。

関連サイト
LEXUS ‐ 特別仕様車 “Structural Blue”|特徴|LC - LEXUS



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