げんげんしゅう

デジタル大辞泉

げんげんしゅう〔ゲンゲンシフ〕【元元集】

読み方：げんげんしゅう

南北朝時代の神道書。全8巻。北畠親房著。延元2年＝建武4年（1337）ごろ成立。日本の神道の起源を調査し、和漢の古典から資料を引用、分類して自説を加えたもの。

げんげんしゅう〔ゲンゲンシフ〕【玄々集】

読み方：げんげんしゅう

平安中期の私撰和歌集。1巻。能因(のういん)撰。永承年間（1046〜1053）の初めごろに成立。一条天皇から後朱雀(ごすざく)天皇までの間の秀歌160余首を作者別に収める。

世界宗教用語大事典

げんげんしゅう 【元元集】

北畠親房著の神道書。八巻。日本の根元を明らかにするため、記紀などを引いて記述。一三三七（建武四）年頃成立。