きぼう日本実験棟の完成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/02 02:19 UTC 版)
「STS-127」の記事における「きぼう日本実験棟の完成」の解説
きぼう日本実験棟は2007年度から3回のスペースシャトルミッションに分けて打ち上げ、組み立てられ、それぞれ (1J/A) (1J) (2J/A) ミッションと呼ばれる。今回はその最終便にあたる(2J/A)ミッションである。若田光一宇宙飛行士は国際宇宙ステーションの中でロボットアーム(SSRMS)を操作し、7月19日19時29分(日本時間7月20日8時29分)、「きぼう」船外実験プラットフォームを、「きぼう」の船内実験室の側面に取り付けた。そして筑波宇宙センターの管制室から信号が送られ、船外実験プラットフォームの電力系、通信制御系、熱制御系などのサブシステムなどが起動され、きぼうが完成した。7月21日午前9時35分(日本時間7月21日午後11時35分)に日本実験棟船外パレットの船外実験プラットフォームへの取付けが行われ、搭載された船外装置は、「きぼう」ロボットアームにより船外実験プラットフォームに移設された(その後船外パレットはシャトルに回収)。
※この「きぼう日本実験棟の完成」の解説は、「STS-127」の解説の一部です。
「きぼう日本実験棟の完成」を含む「STS-127」の記事については、「STS-127」の概要を参照ください。
- きぼう日本実験棟の完成のページへのリンク