肝吸虫症
別名:横川吸虫症、肝臓ジストマ、肝ジストマ症、肝ジストマ
英語:Clonorchiosis
肝吸虫と呼ばれる吸虫の一種に寄生されて発症する病気。肝硬変のような症状を引き起こすことで知られる。
肝吸虫はコイ、フナ、ワカサギといったコイ科の淡水魚を中間宿主とし、人間や犬猫などを最終宿主とする。コイなどの淡水魚を、加熱調理せずに生食することで感染する。特に人糞などの混ざりやすい不衛生環境で育った淡水魚は、肝吸虫を保有している危険が高いという。
肝吸虫は、よく加熱調理することで死滅させることができる。中国の広東省などの一部の地域では、2011年現在、淡水魚を刺身として食することがグルメであるとしてもてはやされ、それと共に、肝吸虫症への罹患例も増加していると言われる。
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