から・すば

デジタル大辞泉

からす‐ば【^×烏羽】

読み方：からすば

烏の羽。黒い羽。敏達天皇の代に、高麗(こま)から来た、烏の羽に墨書きした手紙を湯気で蒸し、帛(ねりきぬ)に押し写して読み取ったという故事から、多く「烏羽に書く」の形で、見分けのつかないことのたとえに用いる。

「—に書く玉梓(たまづさ)の心地して」〈山家集・上〉

隠語大辞典

烏場

読み方：からすば

1. 犯罪語にて寺院のことをいふ。僧侶の住んで居る場所の意味。
2. 〔隠〕犯罪語にて寺院の事。
3. 寺院を云ふ。「からす」は僧侶、「ば」は場にて場所。それ故僧侶の居る所即ち寺院となる。「かりす」（※「かりす」）参照。
4. お寺。前橋。
5. 〔犯〕寺院のこと。寺の森は烏の塒になつていることから出た語。
6. 寺院をいう。「からす」は僧侶。「かりす」（※「かりす」）参照。

分類 犯罪、犯罪者、犯罪語

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「からすば」の例文・使い方・用例・文例

• 彼の本は一般読者からすばらしい賛辞を受けた
• 彼女からすばらしい刺繍品をもらった。
• その演奏は聴衆からすばらしい拍手を得た。
• その男はカウンターからすばやく真珠をつかみ取った.
• ストーブからすばやく手を引っ込めた.
• その機械は木の断片からすばらしい層をそり落とした
• 練習中，新庄選手は，中堅の深い位置からすばらしい送球を披(ひ)露(ろう)した。