かどはぜ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 05:24 UTC 版)
板を直角につなぐ。 ボタンパンチはぜ(ダクトはぜ)(Button Punch Snap Lock) スナップロックとも呼ばれる。ダブル側の折り返し部分にシングル側のスナップがひっかかる構造ではずれないようになっている。製作時に叩き込みが一度で済む利点があり、空調用一般ダクトに多く用いられる。 ピッツバーグはぜ(ダクトはぜ)(Pittsburgh Lock) 三井はぜとも呼ばれる。1930年ごろ東京日本橋の三井銀行本店の工事でアメリカ人技師が持ってきたのが最初とされ、2021年現在でも三井はぜと呼ばれる。叩き込んだのち、折り返し部分を「折る」工程が必要であり工程が複雑であるがその分強度が高く、漏洩も少ないとされ、ダクトでは主に高圧ダクトである排煙ダクトなどに用いられる。内面を平滑に折りつけることが可能なため、内部に出っ張りがなくなるので吹き出し口などの器具を入れる場合にも用いられる。 二重はぜ(本はぜ) ダクトには昭和初期にピッツバーグはぜが導入されるまで使用されていた、非常に手間のかかるはぜ。組み立てる際には横からスライドさせて挿入し、内部からたたいて締める。
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