かざしてリンク
かざしてリンクとは、NTTドコモが提供する、NFCを利用してスマートフォンと周辺機器や他の情報端末とを連携させるサービスの総称である。
かざしてリンクに対応するICチップに端末をかざすと、無線通信で情報を取得し、端末のディスプレイ上で閲覧することが可能になる。例えばポスターにおいて該当商品を販売するECサイトの情報を配信したり、展示施設において展示物の詳しい情報を配信したり、レストランにおいて割引情報を配信したりといった用途が想定される。また、家電機器のオン・オフ操作なども端末をかざすことで手軽に行えるようになる。
スマートフォンで有線接続せずに情報を取得する技術としてはQRコードなどもあるが、QRコードの場合は読み取り用アプリを立ち上げて撮影する必要があるなど、いくつかの手間を要した。かざしてリンクでは、単に端末をかざす動作だけで情報取得が可能であるという。
2012年10月にNTTドコモが発売したスマートフォンやタブレット型端末（2012年冬モデル）計5機種が、かざしてリンクに初めて対応した端末となっている。
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