かさぬ

デジタル大辞泉

かさ・ぬ【重ぬ】

読み方：かさぬ

［動ナ下二］「かさねる」の文語形。

日本語活用形辞書

淅さぬ、浸さぬ、漬さぬ

読み方：かさぬ

サ行四段活用の動詞「淅す」「浸す」「漬す」の未然形である「淅さ」「浸さ」「漬さ」に、打消の助動詞「ず」の連体形が付いた形。

終止形

淅す  » 「淅す」の意味を調べる
浸す  » 「浸す」の意味を調べる
漬す  » 「漬す」の意味を調べる

課さぬ、仮さぬ、嫁さぬ、貸さぬ、科さぬ、架さぬ、化さぬ

読み方：かさぬ

サ行五段活用の動詞「課す」「仮す」「嫁す」「貸す」「科す」「架す」「化す」の未然形である「課さ」「仮さ」「嫁さ」「貸さ」「科さ」「架さ」「化さ」に、打消の助動詞「ぬ」が付いた形。

終止形

課す  » 「課す」の意味を調べる
仮す  » 「仮す」の意味を調べる
嫁す  » 「嫁す」の意味を調べる
貸す  » 「貸す」の意味を調べる
科す  » 「科す」の意味を調べる
架す  » 「架す」の意味を調べる
化す  » 「化す」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かさぬ

出典:『Wiktionary』 (2021/10/24 15:37 UTC 版)

発音

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)かさぬる

  (南北朝時代)かさぬる

  (室町時代)かさぬる

  (江戸時代)かさぬる

動詞

かさぬ【重ぬ】

1. 重（かさ）ねる。
2. 繰（く）り返（かえ）す。

かさ-ぬ 動詞活用表（日本語の活用）

ナ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
かさ	ね	ね	ぬ	ぬる	ぬれ	ねよ

諸言語への影響

• 現代日本語: かさねる

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「かさぬ」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は内事を人に明かさぬ
• 照っても降っても彼は散歩を欠かさぬ