かきくらべ
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かきくらべとは
かきくらべ(祭礼)
祭礼に用いられる祭り山車のうち、肩にかついで運行する形態の神輿・太鼓台・担ぎだんじり・ちょうさ等を「競い合って かく(舁く/担ぐ)」様子を指す。神前で奉納のために行われるのが本来のかきくらべである。
しかし近年では 多数の屋台でのかきくらべを観衆に披露する目的のほうがより優先される風潮にあり、このため近年の祭礼では境内や神楽場での奉納よりも むしろ学校のグラウンドや交差点、また駅前の駐車場といった広い場所での観衆への披露のためのかきくらべが多く行われている。
また一般的に この表現が祭礼以外の場面で用いられることはない。
かきくらべ(菓子)
愛媛県新居浜市の菓子店、永久堂が発売している菓子。新居浜太鼓祭りの際、この店のそば多喜浜駅前でかきくらべが開催されることにちなむ。太鼓台が描かれた包装紙にくるまれている。
関連項目
外部リンク
かきくらべ
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新居浜太鼓祭りの最大の見どころは「かきくらべ」である。通常は車輪を付けて運行されているが、かきくらべでは、車輪を外し、重さ約2.5トン(指揮者などの乗員を含んだ総重量は3トン余り)の太鼓台を約150人のかき夫の力で担ぎ上げる。そして、天高く担ぎ上げる「さしあげ」や、房の割れ方、地面に降ろさずに担ぎ上げている耐久時間などのパフォーマンスを競う。かきくらべは、主に既述した5地区でそれぞれ開催されるほか、2地区以上で合同開催されることもある。また、市内全地区統一寄せも市制施行の10年ごとの周年行事として計画されている。
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