飯積神社祭礼
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 07:34 UTC 版)
西条市の東部地域と新居浜市の大生院地区を氏子とする飯積神社の祭礼では、新居浜太鼓祭りと同様の太鼓台が奉納される。 祭礼において太鼓台が奉納されるようになった時期は定かではないが、天保13年(1842年)に編纂された史書『西條誌』においては飯積神社の祭礼に太鼓台が奉納されていた旨の記述は無いことから、祭礼において太鼓台が奉納されるようになったのは天保年間以降だと考えられている。 奉納台数あわせて11台と近隣の祭りと比べてけっして派手なものではないが、氏子の気合は非常に高く、激しく勇ましいかきくらべが奉納期間中において地域の随所で行われることから、飯積神社祭礼のファンも多い。また近年 新居浜太鼓祭りでの各地域、特に山根グランド統一舁きなどにて見られる 複数の太鼓台を横に連ねて合わせ練る、または同時に差し上げる「寄せ舁き」は 意外にもこの飯積神社祭礼が発祥である。
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