おもちゃ病院トイなおす
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 02:35 UTC 版)
「鈴鹿市立図書館」の記事における「おもちゃ病院トイなおす」の解説
3か月に1度、鈴鹿市立図書館でボランティア団体「おもちゃ病院トイなおす」が壊れたおもちゃを原則無料で修理する活動を行っている。団体名の「トイなおす」は、「トイ(toy、おもちゃ)を直す」という意味と物を大切にする心を「問い直す」という意味をかけたもので、メンバーは技術者や退職者、趣味で参加する者など多様である。まずおもちゃの壊れた箇所を調べて「カルテ」を作成し、得意なおもちゃを専門の「ドクター」が「入院中」のおもちゃを「治療」する。治療に用いる部品は、以前に治療したおもちゃの部品から調達するが、不足分はドクターが自ら買い足している。 2002年(平成14年)に鈴鹿市清掃管理課がごみの減量とリサイクルの推進の一環として、おもちゃの修理をする「おもちゃドクター」を募集した。工業が盛んな土地柄のため、多くの市民が「ドクター」に名乗りを挙げ、2003年(平成15年)11月16日にボランティア団体として独立した。2004年(平成16年)時点で20人の会員がいた。2004年(平成16年)に活動を認められ、リデュース・リユース・リサイクル推進協議会会長賞を受賞した。
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