おもちゃ狩り裁判と製造部門廃業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:28 UTC 版)
「MGC (トイガンメーカー)」の記事における「おもちゃ狩り裁判と製造部門廃業」の解説
バブル経済の崩壊後の1994年3月30日、1977年から17年間続いた「おもちゃ狩り裁判」は高等裁判所の控訴棄却により原告全面敗訴の判決が下された。原告団の筆頭であったMGCは上告を断念することとなった。裁判開始時の中心にあった金属モデルガンはこの頃はほとんど生産されていなかった。この頃のMGC製品は既製品のリニューアル版やバリエーション展開等に終始しており、かつての勢いを失っていた。新製品が出ない、直営店の順次閉店といった暗い傾向が続く中、1995年3月ついに製造部門の廃業となってしまった。創立から35年目の出来事であった。小林太三副社長は独立し、自身のブランド、タニオコバを立ち上げることになった。
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