上絵付(黄地紅彩)
名称: | 上絵付(黄地紅彩) |
ふりがな: | うわえつけ(おうじこうさい) |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 陶芸 |
選択年月日: | 1957.03.30(昭和32.03.30) |
選択要件: | |
備考: | |
解説文: | 黄地【おうじ】紅彩【こうさい】は、中国明時代の嘉靖期に江西省景徳鎮窯で焼造された窯芸で、華やかな明の赤絵のうちでも特に豪華濃麗な上絵技術である。その後、この技法は中国でも廃絶したらしく、明末・清朝の遺品には見られない。 黄地紅彩の技法は、白磁胎に透明釉をかけて約一三〇〇度の高温で本焼し、その上に低火度の黄釉を塗って約一〇〇〇度の火度で焼きつけ、さらにその上に赤の上絵具で文様を描き、約八五〇度でもう一度焼いて製作する上絵付技法の一種である。 |
上絵付(色鍋島)
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