うるわしの白百合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:47 UTC 版)
「エール (テレビドラマ)」の記事における「うるわしの白百合」の解説
2020年10月16日に放映された第90話で、薬師丸ひろ子演じる光子が空襲で焼けた自宅跡で讃美歌「うるわしの白百合」を歌う場面は大きな反響を呼んだ。当初、このシーンは光子が地面を叩きながら「戦争の、こんちくしょう! こんちくしょう!」と唸るというものだったが、薬師丸から「うるわしの白百合」を歌いたいと提案があった。本作でキリスト教監修をしていた西原廉太は、関内家は聖公会の信者で「うるわしの白百合」は聖公会の『聖歌集』に収録されていないが、光子がミッション系の金城女学校出身で、在学中に愛唱していた「うるわしの白百合」を歌うという設定を作った。また、プロテスタント系ミッションスクールが加盟している「基督教教育同盟會」が編纂した架空の歌集『基督教學校 讃美歌』が光子の手元にあり、それを焼け跡で拾って歌うということになった。撮影では、西原は2節のみ歌うことを提案していたが、薬師丸は1節と2節をアカペラで歌い切りノーカットで放送された。 視聴者の反響により第90話を含む第18週「戦場の歌」が2020年10月25日深夜に再放送された。 薬師丸ひろ子は、エール放送後初めての「SONGS」出演時(第588回・2021年11月25日放送)、このシーン撮影までの経緯などを語り、「うるわしの白百合」を歌った。
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