うえん

デジタル大辞泉

う‐えん【有縁】

読み方：うえん

１ 仏語。仏・菩薩(ぼさつ)などに会い教えを聞く縁があること。「—の衆生(しゅじょう)」⇔無縁。

２ 互いにかかわりのあること。地縁・血縁など、深い関係があること。⇔無縁。

「この家に—のあるものにわかち与えて貰いたいと」〈円地・女坂〉

う‐えん【^×烏^×焉】

読み方：うえん

《「烏」「焉」は、字形が似ていて誤りやすいところから》文字の誤り。写し誤り。魯魚焉馬(ろぎょえんば)。

[補説] 「馬」を加えて「烏焉馬(うえんば)」ともいう。

う‐えん〔‐ヱン〕【^×迂遠】

読み方：うえん

［形動］［文］［ナリ］《道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》

１ まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「—な方法」

２ 世の中の動きに疎いさま。

「このご時勢にもう漢文を学ぶ—な青少年もいないから」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉

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温

姓	読み方
温	うえん

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「うえん」の例文・使い方・用例・文例

• まだ前途遼遠(りようえん)だ.
• 今は笑ったりなどする[饗宴(きようえん)歓楽の]時ではない.
• 此券引換に金貨拾円可相渡申候｛このけんひきかえにきんかじゅうえんあいわたしもうすべくそうろう｝、日本銀行
• ぼうえんきょう座とじょうぎ座に近い、南半球の星座