いぶきのえんどう (伊吹野豌豆)



●ヨーロッパが原産です。わが国では北海道と本州の滋賀県伊吹山に帰化しています。草地や林縁などに生え、蔓性で長さは1メートルほどになります。葉は羽状複葉で小葉は狭卵形をしています。5月から7月ごろ、葉腋から総状花序をだし淡い赤紫色の花を咲かせます。「キバナノレンリソウ」と同様に、安土桃山時代、ポルトガル人の宣教師が伊吹山に薬草園を造った名残と考えられています。
●マメ科ソラマメ属の多年草で、学名は Vicia sepium。英名は Bush vetch。
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