あわや大金星の好投とは? わかりやすく解説

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あわや大金星の好投

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/25 01:23 UTC 版)

伊達正男」の記事における「あわや大金星の好投」の解説

1931年秋に来日した大リーグ選抜チーム錚々たる面々集めていた。後に殿堂入りした選手だけでレフティ・グローブルー・ゲーリッグら7人が揃っており、後年日本の野球発展貢献したフランク・オドールメンバー中にいた。なかでもグローブ剛速球アナウンサーが「グローブ投手投げました。あっ見えません、ストライク!」と実況するほどの速さで「スモーク・ボール」の異名持っていた。大リーグ選抜全日本との試合の他に六大学各校とも対戦組んだ11月8日対戦大リーグ選抜早大)でグローブ先発せず、早大伊達先発立てた伊達は6回まで6安打打たれながら1失点力投見せた。すると早大打線相手先発疲れ乗じて6回に同点、7回に4点奪い勝ち越した。詰めかけた観衆快挙なるかと興奮のるつぼと化した。しかしここから大リーグ選抜意地見せた。2四球に2安打絡めて1点奪い伊達マウンドから引きずり下ろすと代わった投手にも猛打浴びせて7点奪い逆転した。8回からは登板予定のなかったグローブ登板打者6人を21球で全て三振打ち取って格の違い見せつけた。しかし敗れたものの本場のプロ追い込み本気にさせた伊達力投評価され遠征同行した米人記者からも「投手しっかりしている。伊達選手大変にいい」と絶賛受けた。 この試合から数日後伊達ゲーリッグから「ヤンキースに来ないか」と誘われたという。 3年後ルース中心とする大リーグ選抜来日したときも伊達1-55-6敗れはしたもの好投した。このときの全日本語り草になっているのは沢村栄治による静岡草薙球場での好投だが、開幕前はむしろ伊達の方が期待されていた。投手としてはカーブシュート、現在でいうスライダーパームシンカー等を投げていたという。

※この「あわや大金星の好投」の解説は、「伊達正男」の解説の一部です。
「あわや大金星の好投」を含む「伊達正男」の記事については、「伊達正男」の概要を参照ください。

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