あかつき2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/10 17:22 UTC 版)
あかつき2 | |
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基本情報 | |
船種 | フェリー |
船籍 | ![]() ![]() |
所有者 | 宇和島運輸(1993-2014) 船舶整備公団 →鉄道建設・運輸施設整備支援機構 |
運用者 | 宇和島運輸(1993-2014) |
建造所 | 林兼船渠 |
信号符字 | JL6158 |
IMO番号 | 9066722 |
経歴 | |
起工 | 1992年 |
進水 | 1993年3月 |
竣工 | 1993年6月 |
就航 | 1993年7月2日 |
運航終了 | 2014年6月11日 |
現況 | ![]() |
要目 | |
総トン数 | 2,052 トン |
全長 | 99.01 m |
型幅 | 15.80 m |
型深さ | 10.71 m |
機関方式 | ディーゼル |
主機関 | 2基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 9,000 PS |
最大速力 | 21.4ノット |
航海速力 | 19.50 ノット |
旅客定員 | 500名 |
車両搭載数 | 8トントラック32台、乗用車25台 |
概要
林兼船渠で建造され、1993年7月2日に別府 - 八幡浜航路に就航した。
共有建造制度を利用して建造された船舶整備公団(後の鉄道建設・運輸施設整備支援機構)との共有船である。
2014年6月11日、あかつき丸の就航により引退した[1]。
その後、インドネシアへ売船され、SUKI 2となり、スンダ海峡を横断する航路に就航している。
設計
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船体は上層から順に船橋甲板、2層の遊歩甲板、車両甲板となっている。
事故・インシデント
臼杵港での乗り揚げ
2005年11月19日、12時47分、八幡浜港へ向かって臼杵港を出港する際、臼杵港防波堤灯台から351度220mの地点で浅所に乗り揚げた。乗揚により本船は船首船底部外板に長さ5メートルの擦過傷を生じたが、自力で離礁して八幡浜港へ向かった。事故当時、天候は晴で風力4の北西の風が吹いていた。事故原因は本船が風下に圧流されながら港口に向かう際、回頭操船が不適切で大回りして水路西側の浅所に向け進行したため、とされた[2]
脚注
- ^ あかつき丸は6月4日に就航したが、本船は「えひめ」のドック期間の代船として6月11日まで運航された。
- ^ 門司地方海難審判庁 (28 September 2006). 平成18年門審第62号 旅客船あかつき2乗揚事件 (Report). 日本財団. 2017年7月1日閲覧。
外部リンク
- MarineTraffic.com - AKATSUKI 2 - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示
あかつき2
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 03:48 UTC 版)
1993年(平成5年)1月竣工、同年7月2日就航、2014年(平成26年)6月の「あかつき丸(2代目)」就航にともない引退、インドネシアに売却。2,052総トン、全長99.0m、幅15.8m、出力3,310kW×2、航海速力19.5ノット(最大21.4ノット)。旅客定員440名。車両積載数:トラック(8t)32台・乗用車25台。林兼船渠建造。鉄道建設・運輸施設整備支援機構と共有。
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