『MACABRE』以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 10:06 UTC 版)
「DIR EN GREY」の記事における「『MACABRE』以降」の解説
00年、アルバム『MACABRE』を発表。民俗音楽など多くのテイストを取り入れ、独特の世界観をより色濃くした。またここまで製作時にプロデューサーを迎えていたが、『MACABRE』以降セルフプロデュースとなった。 順風満帆の活動を続ける最中、9月9日、同作発表に伴うツアー初日の演奏中に京が左耳に突発性難聴を発症し、ツアー25公演を翌年に延期・1公演の中止を余儀なくされる。 3ヶ月の休養を経て、12月にツアーを再開。京は復帰に際して「(それまで一般ウケを気にしていた部分が)吹っ切れた」と語り、以降「口内に仕込んだ液体をステージや客席に撒き散らす(〜『鬼葬』、『six Ugly』期)」「口内や体を爪や刃物で引っかき血を流す(『VULGAR』〜『THE MARROW OF A BONE』期)」など、それまで以上に過激なパフォーマンスを行うようになった。 01年には延期となったツアーの振替公演ののち、自身2度目の日本武道館公演を行う。 02年にはアルバム『鬼葬』を発表し、東アジア4カ国7公演(上海、香港、台湾、韓国など)を含むアジアツアーを行い初の海外進出を果たす。のべ10万人を動員し、上海では過熱した観衆の沈静化のために公安が出動するという一幕も見られた。ツアー最終公演では3年半振りに横浜アリーナ公演を行う。
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