『第36回世界遺産委員会』
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「知床 (世界遺産)」の記事における「『第36回世界遺産委員会』」の解説
2012年(平成24年)1月に実施状況に関する報告(「第2期知床半島エゾシカ保護管理計画」「知床半島ヒグマ保護管理方針」「長期モニタリング計画」)を世界遺産センターへ提出。同年6月から7月にかけて開催された『第36回世界遺産委員会』では進行中の資産の保全に関する問題に対して引き続き努力を継続するよう勧めるとともに、トドの年間捕獲割り当て数及び捕獲数の情報のアップデート及び資産内の個体数の動向の報告、サケ科魚類の移動と産卵の状況のモニタリングを継続し、サケ科魚類の移動と産卵を確保するために、ルシャ川において必要に応じて、他の適切な手段を含む河川工作物のさらなる改良を行うことを検討するよう要請。さらに、資産内のサケ科魚類の移動と産卵の改善及び漁業者とトドの摩擦対応における進捗状況を含めた資産の保全状況報告を世界遺産センターに 2015年(平成27年)2月1日まで提出することを求めた。
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