『祝姫 -祀-』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 20:23 UTC 版)
コンシューマ版である『祝姫 -祀-』の開発にあたり、CEROの審査基準に合わせるため、大幅なシナリオの書き直しが行われた。特に鼎編は、凄惨さを保ちつつも根本的なところから書き直されており、竜騎士07は「変更前は、鼎が『何に恐怖を覚えるべきなのか』という主観が、少しズレていた部分もありました。変更によって改めて“生活力のない子供にとって親の庇護がどれだけ大事なものか”というところに着眼点を戻せたので、とても満足しています。」と電撃オンラインとのインタビューの中で振り返っている。 『祝姫』の世界観は竜騎士07の中でなじんでいたことから、書き直し作業には時間がかからなかった一方、音声や演出の追加作業などが重なり、発売日が当初予定していた7月20日から9月7日に延期された。 また、『祝姫』ではミッシングリンクとするためにあえて語られなかった雛形の過去が、『祝姫 -祀-』の追加シナリオ「結姫編」として収録された。 竜騎士07は「結姫編」の題材を「対人関係の恐怖」としており、「ただの追加シナリオでなく、この陰鬱な世界観に正当なピリオドを打つ最終話のつもりで書きました」と電撃オンラインとのインタビューの中で振り返っている。
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