『三国志演義』における管輅
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小説『三国志演義』では凄腕の占師として登場し、19歳で寿命が尽きる男(後述)・魯粛の死・曹操の支配下である許昌で金禕らの反乱が起きること・劉備の漢中侵攻・夏侯淵の戦死、を予言する。 『演義』で出てくる有名な話としては、19歳になる趙顔という若者の顔相を見て、趙顔があと数日で死ぬことを告げる話がある。自らの死を伸ばして貰おうと趙顔が管輅に嘆願すると、「碁を打つ老人二人が桑の木の下にいるので、饗して寿命を延ばして貰うように頼め」と伝えられる。趙顔がすがる思いでその老人二人と会い、管輅に言われた通りに持て成し、寿命を延ばして貰うように頼んでみると、その老人は十九と書かれた紙に九を加えて九十九とする。すると趙顔の寿命が延び、数日経過しても死ぬことがなくなったというのである。後日、趙顔が管輅に二人の老人のことについて聞くと「あの老人達は死を司る「北斗」と、生を司る「南斗」であったのだ」と伝えられたことになっている。
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