『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでのホバーボード
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「ホバーボード」の記事における「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズでのホバーボード」の解説
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』には、未来のスケートボードとしてホバーボードが登場する。外見は、まさしく車輪をとったスケートボードである。地上からは約10cmほど浮いている。水上では、浮遊はするが前に進むことはできないという描写がある。これは、地上にあるときは地面を蹴ることによって大きな反動を得られ前進をすることができるが、水上では水を蹴っても少量の水が後方に飛ぶのみで推進力には反動が小さすぎるためである。 敵方のもつホバーボードは水上でも動けるようにジェットエンジンが搭載されていた。製作者側によると、このホバーボードは地球の磁力を利用して浮いているようである。なお、主人公のマーティが使ったホバーボードは、もともと未来の子供が遊んでいた浮遊するキックボードからハンドル部分を取り去ったものである。 ちなみに、実際の撮影では、ワイヤーを使ってボードを靴にねじで固定し、俳優ごとクレーンで吊り下げていたり(一部のシーンでは、光学合成を使用)、足元が見えない場面では普通のスケートボードや台車を使用していた。ボードに飛び乗るシーンやクロースアップでは強力な磁石を使用し撮影された。グリフ方のボードは投げるシーンは初期のCGアニメーションで描かれている。
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