『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン
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「デロリアン・DMC-12」の記事における「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のデロリアン」の解説
詳細は「デロリアン (タイムマシン)」を参照 デロリアン・DMC-12が世界的に有名になったのは、1985年に公開されたSFアドベンチャー映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場したことが大きい。劇中ではタイムマシンに改造された車として登場した。 ガルウイングドアを装備していたことがタイムマシンのベースに採用された大きな理由だと監督は語っている。劇中ではエメット・ブラウン博士がデロリアンを選んだ理由として「見た目がかっこいい」ことなどを挙げている。制作サイドは当初、タイムマシンに冷蔵庫を使う予定だったが、映画を観た子供が中に入って真似をして事故になるのを避けるために、最終的に自動車を選んだとのことである。 改造には3台のDMC-12が用意された。1985年時点では既にメーカー倒産で生産されていなかった車種だが、劇中ではマイケル・J・フォックス演じる主人公マーティ・マクフライらがよく知る車として登場している。映画は大ヒットし、DMC-12は世界的に有名になった。 三部作の撮影中に合計6台のDMC-12が使用され、そのうち一台は第三部において列車に衝突してバラバラになっている。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』の飛行をシミュレートするために、等身大のガラス繊維モデルも使用された。
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