『ニュー・クリアー・サウンズ』期
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「アッシュ (バンド)」の記事における「『ニュー・クリアー・サウンズ』期」の解説
翌年、メンバー募集のオーディションを経て、ギターのシャーロット・ハザレイが加入。ツインギター編成となったバンドは、映画「普通じゃない」の主題歌「ライフ・レス・オーディナリー」(全英10位)を手掛けると、さっそく新作のレコーディングに着手。シングル「ワイルドサーフ」(全英31位)など、一部のソングライティングにシャーロットが参加しつつライブ活動の合間を縫って製作は進められた。 1998年、難産の末にセカンド・アルバム『ニュー・クリアー・サウンズ』を発表。ブームの狂騒が10代のバンドに与えた重圧は大きく、その結果、陰鬱なテーマを持って完成したこのアルバムは前作に比べ興行的に振るわず、苦戦を強いられることになった(ティム自身「やはり他のアルバムに比べればいい曲は少ないかな」と語っている)。 ブリットポップブームが終息し、レディオヘッド、トラヴィスなどの内省的音楽やプロディジー等のダンス・ミュージックの台頭という潮流の変化のなかで、バンドは一時脆弱な状態に陥る(『ニュー・クリアー・サウンズ』が前作よりも成功した唯一の国が日本であったこともあり、この時期の支えは日本ツアーの思い出であると彼らは述懐している)。
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