『タッチ』関連
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:28 UTC 版)
『タッチ』の上杉和也は、放映当時かなり気合を入れて臨んだが、和也が第1部で事故死するというストーリー上、第2部以降はほとんど登場しないため、悲しい思いをしたという。和也が死亡した後は、回想シーンで多少の出番を期待していたようだが、実際には達也や南は写真の前で語ることが多く、和也の台詞が登場する機会はほとんどなかった。浅倉南役の日髙のり子は、2部以降難波に「番組まだ続いているんだね。たまに見てるよ」と沈んだ調子でよく声をかけられたとエピソードを語っている。また、上杉達也役の三ツ矢雄二は、難波に対して「死んじゃってもね、人気があってファンが騒ぐとね、生まれ変わるよ」と励ました。しかし、和也は結局生き返ることは無く、難波が「なんだ、生き返らなかったじゃないですか」と三ツ矢に言うと「SFと現実物とは違うね」と謝罪を受けた。これらのこともあって、後の劇場版製作にあたっては、パンフレット上に彼の復活にとても嬉しそうなコメントをしている。 和也を演じていた頃は、共演していた先輩声優によく「難波くん、絵と全然違う芝居やるよね」と言われていた。本人は近年再放送されている『タッチ』を見て、「ずいぶん下手だったなぁ」と感じているという。本人曰く「舞台に立っている感覚でやってしまっていたため、アニメーションの感覚をいまいち掴めず苦労した」とのこと。 三ツ矢雄二によれば、オーディション時には難波も達也役でオーディションを受けていたという。
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