『すすんでいる帽子』
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 01:51 UTC 版)
円王寺 敏夫(えんのうじ としお) 声 - 松本保典 年齢 - 20代前半 職業 - 浪人生(三浪生) 一人称 - 俺 性格 - 慎重だが居眠り癖があり、世間知らずで要領も悪い。 商品の効果で成績が上昇し、志望校の合格圏内にまで登り詰めた。「すすんでいる新聞受け」を利用して競馬などのギャンブルで金を稼ぐが、他の客と異なり「便利な物を手にいれた奴は、たいてい道具に頼って失敗する」と自らを戒めており、油断することなく試験当日を迎える。しかし、「すすんでいる新聞受け」に届いた未来の新聞を見ていると、試験日当日に自分が権現大橋の崩落事故で死亡しているのが報じられていたため、別ルートで試験場に向かうが、大学を目の前にして交通事故に遭い救急車で運ばれ、その救急車が事故が発生する権現大橋を通過したため、橋が崩落して死亡した。 その後のモノローグで、未来を予知しながらこのような結末になってしまったことに対して、自分の運命は最初からこの橋で死ぬ方向に「すすんでいた」のではないかと語った。
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