「全身状態」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 20:47 UTC 版)
医学的に使われる「全身状態」とは「ホメオスタシス(恒常性)の安定性」を意味し、ホメオスタシスを乱す可能性のある強い刺激や身体的負荷を「侵襲」と表現する。「侵襲」は特定の傷病を指すものではなく、内科的な重症疾患や外傷・手術による出血・壊死・炎症といった「生体組織の大きな損傷」だけでなく、高温環境下の飲水不足による脱水・異物の誤嚥による上気道閉塞、薬物副作用による致死的不整脈といった「組織損傷を伴わない急性の臓器機能不全」なども意味する。
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