「きぼうの桜」計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 20:00 UTC 版)
宇宙桜を活用した公益事業として、一般財団法人ワンアースが、東日本大震災はじめ、大災害からの地域の復興に活用する「きぼうの桜」計画を進めている。 長命で巨大に成長することが期待できる宇宙桜を津波到達点などに植え、千年風化しない避難の目印、そして復興のシンボルとして大災害の記憶と教訓を伝承する事業。 東北3県被災地(約40都市)を中心に実施が計画されており、2021年2月までに15都市で植樹完了、2021年ごろまでに東北全被災都市への植樹を目指す。 さらに2019年からは、兵庫県南あわじ市(2019.2.18)、埼玉県吉川市(2019.4.6)、大阪府寝屋川市(2020.3)など、未来の子孫を守る防災減災目的で当該計画に参加する自治体も現れはじめた。 これまでの主な植樹実績は次の通り。 宮城県気仙沼市 大島中学校(2012年2月末植樹) 福島県楢葉町 天神岬(2017年3月植樹) 岩手県洋野町 おおのキャンパス 天文台前(2017年3月植樹) 宮城県七ヶ浜町 生涯学習センター前(2017年3月植樹) 宮城県石巻市 住吉中学校(2017年3月植樹) 福島県福島市 ふくしまスカイパーク(2017年4月植樹) 岩手県釜石市 唐丹中学校(2018年2月植樹) 鳥取県湯梨浜町 桜小学校跡地(2018年3月植樹) 福島県浪江町 大平山慰霊碑(2018年4月植樹) 福島県富岡町 第2公園(2018年4月植樹) 岩手県釜石市 世界遺産橋野鉄鉱山(2018年4月植樹) 福島県川俣町 中央公園(2018年4月植樹) 兵庫県南あわじ市 福良小学校(2019年2月植樹) 福島県飯舘村 飯舘中学校付近(2019年3月植樹) 福島県南相馬市 小高区4小学校(2019年3月植樹) 宮城県名取市 小塚原地区 名取市墓地公園(2019年3月植樹) 埼玉県吉川市 関公園(2019年4月植樹) 大阪府寝屋川市 打上川治水公園(2020年3月植樹) 宮城県南三陸町 戸倉地区 追悼の場(2021年2月22日植樹)
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