「おれんじ食堂」用車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 20:12 UTC 版)
「肥薩おれんじ鉄道HSOR-100形気動車」の記事における「「おれんじ食堂」用車両」の解説
詳細は「おれんじ食堂」を参照 2013年3月24日より運行を開始した「おれんじ食堂」の専用車両として、114と116の2両が改造された。塗装を含めた内外のデザインは水戸岡鋭治が手がけ、大阪車輌工業で改造が実施された。 114…1号車(ダイニングカー) テーブル席とカウンター(ハイカウンター)席が中心。トイレと床下の汚物タンクを撤去し、キッチンが設けられている。またキッチン部分の床下には排水タンクを設けたほか、冷蔵庫・IH調理器・ミキサーなどに電源を供給するための3.1kVAディーゼル発電機が取り付けられている。 116…2号車(リビングカー) トイレ付き。テーブル席やパーティションで仕切られたソファー席、沿線の名産品を展示した棚などが設けられている。 川内方から HSOR-114+116 の2両編成で運行され、編成中央寄りにキッチン、端部寄り(八代方)にトイレがそれぞれ位置する形となる。乗降口は編成両端の2箇所を使用し、中間の2箇所は締切となる。中間の乗務員室は倉庫として使用されているが、運転席やマスコンハンドルなどの機器はそのまま残されており、車両検査などで分割や入れ換えをする際に使用される。
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