《平生》の正しい読み方
「平生」の正しい読み方
「平生」の正しい読み方は「へいぜい」。普段、いつも、日頃、などと言い換え可能な文語的表現である。山口県の「平生町」は「ひらおちょう」と読む。
なぜ「平生」と読むのか・理由
「平生(へいぜい)」の「生」の字は「ぜい」と読まれることになるが、「生」の字は基本的には清音の「せい」であって「ぜい」とは読まない。平生の生が濁音の「ぜい」になるのは、「へい-ぜい」と連なるとき「連濁」が生じていると解釈しうる。つまり、「へいせい」よりも「へいぜい」の方が読みやすい、という理由から後ろの語の語頭が濁音に変化したと考えられる。「平生」の類語・用例・例文
「平生」の類語としては「普段」「平常」「日常」「平素」「年中」などが挙げられる。どの単語も「平生」と意味は似ているものの、まったく同じ意味合いではない。「平生」の用例・例文は以下の通り。
・平生は真面目な人間だが、酒に酔うと人が変わる
・あなたが貧乏なのは平生の心がけが悪いからではないか
・平生の彼からはとても考えられないことを言っている
・今朝の彼も平生と少しも変わらない様子であった
・彼は平生と少しも変わらない態度で接してくれた
・今日は風がなく、海の上は平生よりもかえって穏やかに見える
「平生」の英語用例・例文
「平生」の英語は「usual」「ordinary」「always」などが挙げられる。- 《平生》の正しい読み方のページへのリンク