≪韓国語≫パロナヤ

実用日本語表現辞典

≪韓国語≫パロナヤ

別表記：빠로나야、パロナヤ、balo-naya

韓国語「パロナヤ」とは、「パロナヤ」の意味

「パロナヤ」とは、「それはまさに私よ。」という意味で使用される。 「パロ」は、「まっすぐに、正しく、きちんと」といった意味と、「すぐ、ちょうど、まさに、間違いなく」といった意味を持つ副詞で、英語の「just」のような表現で使用される。号令の際に「直れ」の意味としても使用されている。

「ナ」は、「わたし、ぼく、オレ」という一人称を表す単語である。他に一人称を表す単語には「チョ」がある。「チョ」は、目上の人や上司など敬語を使う相手と話す際に、自分のことを丁寧に言う時に使われる。「ナ」は普段の会話でよく使われ、「チョ」はビジネスなどの会話でよく使われる。

「ヤ」は、単語の後ろにつくことで「それは〇〇だよ」という意味となる。「ヤ」は他にも、「ヤー」と伸ばして相手に声をかける時に単体の言葉として使われたり、名前の後ろにつけることで呼び捨てにした名前の呼び方となる。いずれの使い方も、砕けた意味になるので、目上の人など使う相手には注意が必要である。

「パロナヤ」という言葉で有名なのは、「GIRLS PLANET （ガールズプラネット）999：少女祭典」という韓国の音楽専門チャンネルMnetによる日中韓ガールズグループオーディション番組である。この番組の中で、日本・中国・韓国からそれぞれ33人のメンバーがオーディションで選ばれる。そのメンバーが、「O.O.O（Over&Over＆Over）」という楽曲を歌う際に、歌詞の一節にメンバーが「パロナヤ！」と叫ぶパートがあり、可愛いと話題である。

韓国語「パロナヤ」のハングル表記

韓国語である「パロナヤ」のハングル表記は、「빠로나야」となる。 「間違いなく、ちょうど、まさに」という意味の「パロ」のハングル表記は、「바로」である。「わたし」という意味の「ナ」のハングル表記は「나」である。「それは〇〇だよ」という意味の「ヤ」のハングル表記は、「야」である。

韓国語「パロナヤ」の発音

「パロナヤ（빠로나야）」の発音は、「balo-naya」として表記できる。「パロ（빠로）」の発音は、そのまま「バロ」と発音されるが、やや濁点よりに「バロ」とも発音できる。アクセントとしては「パ（バ）」になる。「ナ（나）」と「ヤ（야）」はそのまま繋げて、「ナヤ（나야）」と発音される。

文で表すと、「パロ ナヤ（빠로 나야）」となり、「パロ（빠로）」で1単語、「ナヤ（나야）」で1単語と分かれている。そのため、「パロナヤ（빠로나야）」と繋げて言い切るのではなく、「パロ（빠로）」と「ナヤ（나야）」の間を少し区切って発音するのが適当である。

（2022年9月25日更新）