∞にできるシリーズとは? わかりやすく解説

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∞にできるシリーズ

(∞エダマメ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/14 01:08 UTC 版)

∞にできるシリーズ(むげんにできるシリーズ)とは、バンダイが販売する玩具のシリーズである。いずれもキーチェーン型。

概要

2007年発売の「∞(むげん)プチプチ」を皮切りに、日用品食品などを模した形状で、指で触ったり動かす感触を擬似体験できる玩具。実際の品物では1回きりだが、この玩具では「繰り返し無限に」楽しめるという触れ込み。「∞プチプチ」は累計販売数260万個、「∞エダマメ」は累計販売数180万個を突破した。

「∞プチプチ」「∞プチプチ ぷち萌え」「∞エダマメ」は2008年の第1回日本おもちゃ大賞トレンディ・トイ部門受賞[1]

名称はバンダイの登録商標だが、2020年代に各メーカーより「プッシュポップバブル」「ポップイット」などの名称で販売されている、配置された突起を指で押して遊ぶ知育玩具を、通称「無限プチプチ」と呼ぶことがある。

2021年、∞プチプチのリニューアル版「∞プチプチAIR」が発売された。

ラインナップ

∞プチプチ

プチプチつぶしの感覚を何度も繰り返し疑似体験できる。表面のプチプチ状のボタンを押すことで、サンプリングされたプチプチの破裂音が鳴り、100回に1回ランダムにスペシャル音声が鳴る[2]電池(LR41)2個使用。

プチプチ商標登録している川上産業の公認グッズでもあり、同社の標準的なプチプチとサイズや間隔などを同一にしている[3]

  • ∞プチプチ(2007年9月22日発売)
全7色。
  • ∞プチプチぷち萌え(2008年3月8日発売)
メイド編(黒)・ツンデレ編(赤)・編(ピンク)・幼なじみ編(白)の全4種。ランダムで「スペシャル萌えボイス」が鳴る。いずれも釘宮理恵が声を担当。
  • おうちで∞プチプチWii(2008年6月24日配信)
∞にできるシリーズ唯一のゲーム化作品。バンダイナムコゲームスよりWiiウェアWiiのダウンロード専用ソフト)として配信。
「マインド診断」「∞プチプチ」「陣取り大戦」の3つのモードがある。プレイするごとに、プチプチをイクラなどにアレンジしたステージや、つぶすことで演奏したり、つぶす音が動物の声になるものなどのステージを追加できる。中には「ツンデレ・ボイス」が聴けるステージがあり、伊藤かな恵(作中ではいとうかなえ名義)が声を担当。

∞エダマメ

枝豆のさやを押すと3粒の枝豆が出たり引っ込んだりする。真ん中の枝豆には顔が描かれている。電池不使用。

  • ∞エダマメ(2008年4月26日発売)
顔デザイン12種+シークレット1種。
  • 珍種発見!? ∞エダマメ(2008年6月28日発売)
珍種レモンエダマメ・珍種紅芋エダマメ・珍種ニンジンエダマメ・珍種ミントエダマメの全4種。顔デザインは6種+シークレット1種。
  • ∞エダマメ~豆しばバージョン(2008年9月27日発売)
顔デザイン9種。
  • ∞エダマメ~豆しばバージョンパート2(2009年3月20日発売)
枝豆しばバージョン・虎豆しばバージョン・納豆しばバージョン・黒豆しばバージョンの全4種。

∞ペリペリ

パッケージの開け口を剥がすジッパー加工を疑似体験できる。一定回数をめくるとランダムでルーレットモードが発動し、さまざまな効果音が流れる。電池(LR41)2個使用。

  • ∞ペリペリ(2008年11月22日発売)
スイートレッド・白玉ホワイト・キャンディブルー・抹茶グリーンの全4色。パッケージ台紙にもジッパー加工が付き「特製ゴールド∞ペリペリ」が当たるくじとなっていた[4]
  • ∞ペリペリ×しゃべくり007(2009年8月4日発売)
しゃべくり007』とのコラボ商品。ルーレットモードが発動するとレギュラー出演者の決めゼリフがランダムで流れる。

∞缶ビール & ∞ソーダ

缶飲料プルトップを開ける疑似体験ができる。30回に1回、スペシャル音声(3種類)が鳴る。電池(LR44)2個使用。

  • ∞缶ビール(2009年6月27日発売)
ゴールド・ブラック・ホワイト・シルバーの全4種。
  • ∞ソーダ(2009年6月27日発売)
サイダー味・コーラ味の全2種。

∞ところてん

日本テレビ系スッキリ!!』のコーナー・「スッキリ!!商品開発部」とのコラボにより商品開発された。天突きでところてんを押し出す疑似体験ができる。電池不使用。

  • ∞ところてん(2009年12月3日発売)
ところてんの先にはところてん一家の顔が描かれている。
  • ∞ところてん スッキリ!!バージョン(2009年12月3日発売)
本体は『スッキリ!!』の番組ロゴカラーであるピンクと黄色。ノーマルバージョンでは無色透明だった、ところてんの色もピンクで、その先には出演者の加藤浩次テリー伊藤葉山エレーヌ阿部祐二はるな愛本村健太郎の顔が描かれている。

∞チョコレート

∞アイデアコンテスト最優秀賞作品の商品化で、明治製菓とのコラボレーションが実現。板チョコを折る擬似体験ができる。電池不使用。

  • ∞チョコレート(2010年1月30日発売)
板チョコが入っている箱は明治製菓の製品と同様の図柄で、ミルクチョコレート・ハイミルクチョコレート・ホワイトチョトレートの全3種。

∞プチプチAIR

サイズの大型化と共に、実際に空気を閉じ込めた特殊構造のボタンを使用し、実際のプチプチにより近い感触となった。50回に1回、7種のレア音が鳴る。電池(LR44)2個使用。

日本おもちゃ大賞2021 ハイ・ターゲットトイ部門優秀賞受賞。

ボタンを押すたびに各キャラクターの音声(レア音は1種)が鳴る。

関連項目

脚注

  1. ^ 第1回「おもちゃ大賞」にバンダイ「∞にできるシリーズ」など5作品”. ITmedia NEWS. アイティメディア (2008年6月18日). 2025年4月8日閲覧。
  2. ^ “あの「∞プチプチ」 累計販売数100万個へ”. MSN産経ニュース. (2007年12月10日). オリジナルの2007年12月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20071211163508/http://sankei.jp.msn.com/entertainments/game/071210/gam0712102355001-n1.htm 2022年8月28日閲覧。 
  3. ^ 芹澤隆徳 (2007年6月22日). “プチプチ無限地獄へようこそ”. ITmedia NEWS. アイティメディア. 2025年4月8日閲覧。
  4. ^ プチプチ、エダマメ・・・次は“ペリペリ”!!『∞ペリペリ』11月22日発売 今度の「∞にできるシリーズ」は、なんと“当たりくじ”付き!!”. バンダイ (2008年10月2日). 2025年4月14日閲覧。

外部リンク




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