呪う

デジタル大辞泉

のろ・う〔のろふ〕【呪う／^×詛う】

読み方：のろう

［動ワ五（ハ四）］

１ 恨みや憎しみを抱いている人に災いが起こるように神仏に祈る。また、災難がふりかかったり、失敗したりするように願う。「恋仇(がたき)を—・う」「—・われた運命」

２ 強く恨む。「世を—・う」

まじ‐な・う〔‐なふ〕【^▽呪う】

読み方：まじなう

［動ワ五（ハ四）］

１ 災いや病気を避けるために神仏などに祈る。「日照りが続かぬよう—・ってもらう」

２ 相手の死を願って神仏などに祈る。

「彦人の皇子の像(みかた)と竹田の皇子の像とを作りて—・ふ」〈用明紀〉

３ 祈って病気を治療する。

「去年の夏も世におこりて、人々—・ひわづらひしを」〈源・若紫〉

とご・う〔とごふ〕【^×詛ふ／^▽呪ふ】

読み方：とごう

［動ハ四］のろう。

「竹の葉に包みて、—・はしめて言ひけらく」〈記・中〉

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呪う

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:26 UTC 版)

和語の漢字表記

呪 う

1. 「のろう」を参照。
2. 「まじなう」を参照。

Weblio日本語例文用例辞書

「 呪う」の例文・使い方・用例・文例

• 呪うか、悪魔または呪であると宣言するかまたは天罰が下ると脅す
• 呪う行為
• 呪い釘という,藁人形などに釘を打つけ他人を呪う方法
• 他人を呪うために藁人形などに打つ釘
• 呪術で人を呪うこと
• 神に祈って人を呪うこと