ABブラザーズのオールナイトニッポン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/18 07:09 UTC 版)
ABブラザーズのオールナイトニッポンは、1985年10月12日から1987年7月までニッポン放送で放送していたオールナイトニッポンの番組。パーソナリティーは、ABブラザーズ(中山秀征と松野大介のコンビ)。
概要
長年放送されていた笑福亭鶴光のオールナイトニッポンの後継番組として、土曜日のオールナイトニッポン(後に第1部のみ)で放送された。なお、レギュラーでの4時間通してのオールナイトニッポンは1997年10月放送開始の西川貴教のオールナイトニッポンまでなかった。当時ABブラザーズは結成1年目での起用だった[1]。
ABブラザーズというコンビ名が自分たちの血液型に由来していることから、一般投稿者にはハガキに自分の血液型を書いてもらい、本名もしくはラジオネームのあとに「*型」と読むのを常とした[1]。
「桃太郎伝説」の製作が決定した際、同番組内に1コーナーを設け、リスナーからゲームに使用するギャグやアイデアを募った。採用者はエンディングクレジットに名前が表示された。
4時間放送時代(1985年10月 - 1986年4月)、「ABブラザーズANNファミリー」として、当時ABブラザーズと同じ渡辺プロ所属だった湯江健幸と金山一彦が「タケとキンタ」コンビとして午前3時以降のパート(土曜2部枠)にレギュラー出演していた[2]。2部枠は同日、生放送(1部枠)の前に事前録音したものを放送していた[3]。
放送時間
- 1985年10月 - 1986年4月(土曜 25:00 - 29:00)
- 1986年4月 - 1987年7月(土曜 25:00 - 27:00)
主なコーナー
- 『おいらの家は地蔵前』- リスナーがそれぞれ自分の住んでいる所の田舎ぶりを競い合った[1]。
- 『我こそは親衛隊』- アイドルの親衛隊が電話出演。アイドルの曲をかけて、これに合わせてコールをする[1]。
- 『おさな妻』- 前番組「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」のエロ要素を受け継いだ形の、エッチな電話トークをするコーナー[1]。
- 『TV視聴率アップダウンクイズ』- テレビ番組をいくつか採り上げ、それらの番組の次の週の視聴率をリスナーと共に予測[4]。
- ドクター・ナベ(渡辺祐)のコーナー
- 他
脚注
- ^ a b c d e 日本懐かしラジオ大全(辰巳出版、2021年11月5日初版発行)p.53
- ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年12月6日号 p.30「金山一彦プロフィール」
- ^ 2023年10月18日放送「ザ・ラジオショー」に中山がゲスト出演した際に発言。
- ^ 『オールナイトニッポン大百科』1997年、主婦の友社、159ページ
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土曜 25:00 - 29:00 |
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