退官 退官の概要

退官

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/12 23:37 UTC 版)

退官とは官吏にある者が退職すること。おもに上級の国家公務員に用いられることが多い。かつては一般の公務員に対しても用いられる正式な法令上の用語であったが、現行の公務員法制の元では退職、辞職などといい下記の例外を除いて退官とは言わない。

現行法上、「退官」の用語が用いられている法令および該当する公務員は下記のとおり。

大学教員も教官と通称・俗称されるため、国公立大学のみならず私立大学でも(私立大学には「教官」はいない[1]ので、本来ならあり得ない表現方法)教員が退職することをしばしば退官ということがある。 なお、大学の教員は旧制度では教授は高等官と「官僚」であり、新制度では「文部教官」、そして文部省と科学技術庁が統合され、文部科学省となってからは「文部科学教官」が正式な職名であったが、大学法人化以降に この「文部科学教官」という名称はなくなった。現在でも、教官と言えるのは国立の文部科学省以外の省庁が作る学校の教員である。たとえば、防衛大学校の教員の正式名称は教官である。私立学校は本来民間のため、「退職」または「退任」が正しい。

対義語は任官

関連項目

脚注




「退官」の続きの解説一覧




退官と同じ種類の言葉


品詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「退官」の関連用語

退官のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



退官のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの退官 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS