謎の村雨城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/24 17:38 UTC 版)
備考
- 取扱説明書のキャラクター紹介の項目に謎の生命体の弱点を示す暗号がある。これは暗号文をモールス信号に変換することで解読できるが、暗号文に誤植があり、正しい文章にならないことが後に発表された。
- 取扱説明書のキャラクター紹介の項目で、緑雨城主のイラスト画像が初期出荷分と追加出荷分で異なっている。初期の緑雨城主は青雨城主のような裃姿で丁髷頭のイラストだったのに対し、後期のものはゲーム内のドット絵に近い姿で掲載されている。
- ディスクシステム版のタイトル画面では雷落の際に画面が激しく点滅するが、ファミコンミニ版とバーチャルコンソール版では点滅が大幅に抑えられている。
関連作品
サウンドトラック
- 謎の村雨城 オリジナル・サウンドトラック オーケストラ・ヴァーション(07FA-1085)
- 1986年7月23日にファンハウスより発売されたEPレコード及びカセットテープ。A面に『謎の村雨城』、B面に『ゼルダの伝説』のアレンジ曲をそれぞれ収録。なお、「オーケストラ」と銘打っているが、管弦楽団による演奏ではなくシンセサイザーやサンプリング音源を用いている。
- ファミコン 20TH アニバーサリー オリジナル・サウンド・トラックス VOL.1
- 2004年1月7日にサイトロン・デジタルコンテンツより発売されたCD。多数のゲームソフトの曲を収録した内容だが、その中で本作の曲が全曲収録されている。
- ゲームサウンドミュージアム 〜ファミコン編〜 11 謎の村雨城
- 2004年4月28日、メガハウスより発売されたCD同梱食玩のひとつ。
書籍
- 謎の村雨城(やまと虹一 / 徳間書店)
- 漫画雑誌『わんぱっくコミック』で連載されていた作品。1986年11月20日に発売された単行本には、「必勝テクニック完ペキ版」としてみなづき由宇による攻略漫画も掲載。
- 謎の村雨城 不思議時代の旅(三原治、塩田信之 / 双葉社 冒険ゲームブックシリーズ)
- 1986年11月10日に発売されたゲームブック。現代世界に住む男子高校生が江戸時代に迷い込み、鷹丸から姫の救出を依頼される、という筋立てになっている。
ドラマ
- おニャン子捕物帳 謎の村雨城
- フジテレビ系テレビドラマ枠『月曜ドラマランド』(1983年 - 1987年)にて、1986年12月8日に放映された[19]。主演は当時おニャン子クラブに在籍していた城之内早苗。鷹丸役は京本政樹。内容は原作とほぼ無関係でコメディ色が強い。
ゲームソフト
任天堂作品
- 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
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- 大乱闘スマッシュブラザーズX
- 本作の道中ステージの曲が「道中面(謎の村雨城)」のタイトルで原曲のまま用いられている。また、収集要素「シール」の1つとして鷹丸の公式イラストが登場する。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
- 鷹丸が戦いを支援するキャラクター「アシストフィギュア」として登場。鷹丸の声は杉田智和が担当。また、原作の道中ステージ、村雨城ステージ、城内ステージの曲をメドレー形式で編曲した「謎の村雨城 メドレー」(ZUNTATA:土屋昇平が担当)が収録されている。Miiファイターのコスチュームとしても「鷹丸のぼうし」「鷹丸のふく」が販売されている。
- 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
- 基本的に前作と同様だが、Miiファイターのコスチュームは本編内に収録される様になった。収集要素のスピリットとしても登場する。
- ピクミン2
- 「お宝」の1つとして、本作のディスクカードが「コズミック・アーカイブ」という名称で登場する。
- キャプテン★レインボー
- 舞台となるミミン島の住人の1人として鷹丸が登場する。
- メイドイン俺
- 本作をモチーフにした「むらさめじょう」という短いミニゲーム(プチゲーム)があり、本作の道中ステージの曲を基にした曲「なぞのむらさめ」が用いられている。
- Nintendo Land
- プレイヤー(Mii)が鷹丸の姿に扮して遊ぶゲーム「鷹丸の手裏剣道場」が収録されている。ゲーム内では、本作の道中ステージ曲と城内ステージ曲がアレンジされ用いられている。
- スーパーマリオメーカー2
- オトアソビのひとつとして登場。大量の忍者とともに刀を振る鷹丸がやってくる。アイコンは手裏剣。
他社作品
脚注
- ^ “謎の村雨城|ニンテンドー3DS”. 任天堂. 2017年2月22日閲覧。
- ^ a b c “The Mysterious Murasame Castle for Nintendo 3DS”. Nintendo of America. 2017年2月22日閲覧。
- ^ a b c “The Mysterious Murasame Castle”. Nintendo UK. 2017年2月22日閲覧。
- ^ a b 「ディスクライター 書き換えゲーム全カタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第5巻第12号、徳間書店、1989年7月7日、16頁。
- ^ a b c 名称は双葉社『謎の村雨城 必勝攻略法』より。
- ^ “8月10日発売!! 『ファミコンミニ』の新シリーズは待望の"ディスクシステムセレクション"!!” (日本語). ファミ通.com. KADOKAWA (2004年7月7日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ “ドラキュラにパルテナ,村雨城がファミコンミニに” (日本語). SOFTBANK GAMES NEWS INDEX. ITmedia (2004年7月7日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ “今回は「ディスクシステム」の名作を移植!「ファミコンミニ」最新シリーズ発売”. 電撃オンライン. KADOKAWA (2004年7月7日). 2019年12月22日閲覧。
- ^ 土本学 (2008年7月28日). “『謎の村雨城』など8月のバーチャルコンソールは11作品が配信開始” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年12月22日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2013年6月26日). “耳から離れなくなる和風BGM『謎の村雨城』3DSバーチャルコンソールに登場” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年12月22日閲覧。
- ^ 津久井箇人 a.k.a. そそそ (2014年7月23日). “Wii Uバーチャルコンソール7月30日配信タイトル ― 『弟切草』『謎の村雨城』『ニュートピアII』『BE BALL』『ロックマンエグゼ バトルチップGP』の5本” (日本語). iNSIDE. イード. 2019年12月22日閲覧。
- ^ “【10月31日追加】「ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン&ゲームボーイ Nintendo Switch Online」追加タイトルが配信開始。”. 任天堂 (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
- ^ “『デビルワールド』『謎の村雨城』『悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲』がNintendo Switch Onlineで配信開始。『忍者じゃじゃ丸くん』の百鬼夜行バージョンも登場”. ファミ通.com. KADOKAWA (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
- ^ やわらぎ (2023年10月31日). “「デビルワールド」「謎の村雨城」「悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲」がNintendo Switch Onlineに登場。「忍者じゃじゃ丸くん」百鬼夜行バージョンも”. 4Gamer.net. Aetas. 2023年10月31日閲覧。
- ^ 西脇健史 (2023年10月31日). “GB版「悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲」やFC「デビルワールド」など3作がNintendo Switch Onlineで配信開始 ハロウィンにちなんだゲームがピックアップ”. GAME Watch. インプレス. 2023年10月31日閲覧。
- ^ “The Mysterious Murasame Castle for Nintendo 3DS (2013)” (英語). MobyGames. Blue Flame Labs. 2019年12月22日閲覧。
- ^ a b 「5月24日号特別付録 ファミコンディスクカード ゲームボーイ スーパーファミコン オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第10号、徳間書店、1991年5月24日、20頁。
- ^ a b c 「フォーエバー DISK SYSTEM」『ユーゲー2003 Vol.09』第7巻第18号、キルタイムコミュニケーション、2003年10月1日、5頁。
- ^ “おニャン子捕物帳 謎の村雨城 - ドラマ詳細データ”. テレビドラマデータベース. キューズ・クリエイティブ. 2019年12月22日閲覧。
- ^ “クリエーターズボイス:『戦国無双3』(アーカイブ)”. 任天堂. 2017年2月22日閲覧。
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