特殊急襲部隊 登場作品

特殊急襲部隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/28 03:02 UTC 版)

登場作品

映画・テレビドラマ

アニメ・漫画

小説・ライトノベル

ゲーム


注釈

  1. ^ 千葉県警察ホームページ内の資料に「千葉県警察特殊部隊指揮支援班運用要綱の制定について 平成19年8月23日例規(備)第63号」という例規通達があり、SATの名称を「千葉県警察特殊部隊」と表記している[5]
  2. ^ なお警察庁は同日に「銃器対策部隊の編成について」平成8年4月1日丙備発第50号という通達も出している。
  3. ^ 各報道機関は沖縄県警察にSATが新設された理由について「米軍基地へのテロ対策である」と報道した。一方、沖縄県警察は報道機関の取材に対して「島嶼県で事件発生時に、本土からの部隊派遣に時間がかかることが新設理由。米軍基地の集中をめぐる『対テロ重点配置』ではない」と述べている[18]
  4. ^ 入隊資格を「25歳以下の独身の男性警察官」とする説もあったが[20]、警視庁SAPのOBは「隊員選考の絶対的条件のなかには「25歳以下」「未婚者」「次男以下の者」というのはない」としてこれを否定している[29]。報道によれば、2006年に訓練で負傷した大阪府警察SATの隊員は、事故当時28歳であった。また2007年に愛知長久手町立てこもり発砲事件で死亡した愛知県警察SATの隊員には妻子がいたことが明らかとなっている。
  5. ^ 2007年に公開された訓練において、警視庁SATが使用(専用のフラッシュライト(ITI社製、M2)を装着したもの)。また2010年9月に公開された合同警備訓練において、神奈川県警察SATが、同年11月に公開された警備訓練において、愛知県警察SATが使用。
  6. ^ 2015年12月に公開された合同訓練において、警視庁SATと神奈川県警察SATが使用。一体型のグリップとフラッシュライト(シュアファイア社製、X300 ULUTRA)を装着したもの。
  7. ^ 2002年に警察庁が公開したSAT訓練映像で使用が確認されたもの。
  8. ^ 2010年に神奈川県警SATが公開した訓練以降。「活動史」の項目を参照。
  9. ^ バッティングラムとは、鉄製の大型ハンマーで、ドアを破壊する際に使用する。2007年に公開された訓練において、警視庁SATが使用[49]。 プラスチック爆弾は、ドアや壁を破壊する際に使用する[50]
  10. ^ その際、隊員の1人がロンドンでスリに遭い、猛突進して逮捕した[35]
  11. ^ 麻生幾の著作に以下の記述がある。『サティアンを取り囲む機動隊員たちは、第一線の部隊に続き、第二線、第三線、第四線の部隊が突入の機会を窺っていたが、その一番後方で身を低くしている五十名ほどの“集団”がいたことはテレビ局も気がつかなかった。』『警視庁が“国家機密”としている対テロ特殊部隊は、極力目立たぬよう、最後方で待機していた。』[79]
  12. ^ 2016年秋配信のDLCで追加。

出典

  1. ^ 警察庁警察の集団警備力「平成22年の警備情勢を顧みて」『焦点』第279号、2011年3月http://www.npa.go.jp/archive/keibi/syouten/syouten279/p18.html 
  2. ^ a b 警察庁 2014.
  3. ^ 警察庁 (1996年4月1日). “警察庁通達 特殊部隊の再編強化について 平成8年4月1日乙備発第6号”. 2009年7月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月26日閲覧。
  4. ^ 警視庁組織規則
  5. ^ 千葉県警察 (2007年8月23日). “千葉県警察特殊部隊指揮支援班運用要綱の制定について 平成19年8月23日例規(備)第63号”. 2009年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月26日閲覧。
  6. ^ 警察庁次長発各都道府県警察の長宛通達「特殊部隊の編成について」昭和47年9月6日乙備発第11号
  7. ^ 警察庁 編「第8章 公安の維持」『昭和49年 警察白書』大蔵省印刷局。 NCID AN10025504https://www.npa.go.jp/hakusyo/s49/s490800.html 
  8. ^ a b c 永峯 1978, pp. 202–204.
  9. ^ a b 伊藤 2004, pp. 35–45.
  10. ^ a b c d 伊藤 2004, pp. 46–51.
  11. ^ a b c d e f g h i ストライクアンドタクティカルマガジン 2017, pp. 37–45.
  12. ^ a b c d e f g 佐々 2013, 第二章 『よど号』模倣犯ハイジャック.
  13. ^ a b c d 伊藤 2004, pp. 111–115.
  14. ^ 警察庁 2004.
  15. ^ 警察庁通達「特殊部隊の再編強化について」平成8年4月1日乙備発第6号
  16. ^ a b c d e 伊藤 2004, pp. 1–16.
  17. ^ 警視庁組織規則、大阪府警察組織規則に記載
  18. ^ 朝日新聞』沖縄版、2005年9月7日
  19. ^ 警察庁 令和元年版警察白書 - 第1部第2節第2項 警察におけるテロ対策
  20. ^ a b c d e 毛利 2002, 第九章 SITとSAT.
  21. ^ “【日本の議論】「イスラム国事件」急派、警察の情報特殊部隊「TRT-2」の実像 「SAT」「SIT」と何が違うか”. 産経ニュース. (2015年2月9日). http://www.sankei.com/premium/news/150209/prm1502090004-n5.html 
  22. ^ 毛利 2002, 第六章 なぜ、人質は射殺されたのか.
  23. ^ 伊藤 2004, pp. 159–167.
  24. ^ a b c 柿谷 & 菊池 2008, pp. 6–17.
  25. ^ 初のサイバー国家捜査隊 警察の「壁」壊した脅威」『日本経済新聞』、2021年6月29日。
  26. ^ a b "SATマガジン 第28回 警視庁・特殊部隊SATが新宿に現れた!"
  27. ^ SATマガジン出版 2017.
  28. ^ a b 伊藤 2004, pp. 194–198.
  29. ^ 伊藤, 鋼一「SAT 日本警察特殊急襲部隊」『コンバットマガジン』、ワールドフォトプレス、2002年8月。 
  30. ^ a b 伊藤 2004.
  31. ^ 宝島社 2015, p. 220-228.
  32. ^ 伊藤 2004, p. 113.
  33. ^ “警視庁SAT隊員、窃盗容疑で書類送検”. TBS NEWS. (2010年1月16日). http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4332392.html 
  34. ^ a b c d 伊藤 2004, pp. 91–98.
  35. ^ a b c d 麻生 1999.
  36. ^ a b c d e 大塚 2009.
  37. ^ a b Takano 2015.
  38. ^ 国家公安委員会 (2019年5月24日). “警察官等特殊銃使用及び取扱い規範(平成十四年国家公安委員会規則第十六号)”. 2019年10月17日閲覧。
  39. ^ ストライクアンドタクティカルマガジン & 2016年3月号, pp. 12–15.
  40. ^ 伊藤 2004, pp. 98–103.
  41. ^ 参考資料~警察のテロ対策について~(2004年9月6日)警察庁、2021年7月17日閲覧
  42. ^ 『SATマガジン』2004年1月号 p.45-46
  43. ^ 伊藤 2004, pp. 106–111.
  44. ^ 伊藤 2004, pp. 138–139.
  45. ^ a b c Michelle Connolly (2007). “Japanese officers put to the test in Sunshine State”. Police Bulletin (314). オリジナルの2007-08-29時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070829185835/http://www.police.qld.gov.au/Resources/Internet/services/reportsPublications/bulletin/314/documents/Page%2026-27%20-%20Japanese%20officers%20put%20to%20the%20test%20in%20Sunshine%20State.pdf. 
  46. ^ a b 伊藤鋼一 (2022年4月21日). “警察特殊部隊の神髄”. www.facebook.com. 2022年11月28日閲覧。
  47. ^ 装備・安全検証へ SAT隊員死亡で警察庁”. 朝日新聞 (2007年5月18日). 2015年11月28日閲覧。
  48. ^ a b c “トクシュブタイ”. テレビ朝日SmaSTATION!!. (2004年1月10日). https://www.tv-asahi.co.jp/ss/102/tokushu/top.html 
  49. ^ 警察庁 SATの訓練を初公開 - YouTube(TOKYO MXYouTubeチャンネル)
  50. ^ 黒木昭雄 警察の世界の「お約束」(青春出版社、2007年)
  51. ^ 伊藤 2004, pp. 133–137.
  52. ^ 警察白書』平成20年度版の第4章第3節「国際テロ対策」
  53. ^ 伊藤 2004, p. 200.
  54. ^ a b 伊藤 2004, p. 95.
  55. ^ a b 警察庁 2007, p. 189.
  56. ^ 柿谷 & 菊池 2008, pp. 52–64.
  57. ^ マーティン・C・アロステギ「第7章「キリングハウス」を越えて」『特殊部隊全史』朝日新聞社、1998年。 
  58. ^ 軍事専門誌『Jグランド』第9号に掲載された記事「フランス特殊部隊GIGN&RAID」には、「現在でもGIGNとSATの教官クラスは交換留学トレーニングを行っている。」と記載されている。
  59. ^ 双葉社『実録 世界の特殊部隊』133ページ、「オーストリア特殊任務部隊Cobra」の記事において、Cobraを「日本のSATと交流が深い」と記載。
  60. ^ イタリア国家警察 (2014年4月8日). “Nocs - Japan Sat, insieme per migliorarsi”. 2019年10月18日閲覧。
  61. ^ 第153回国会 衆議院 内閣委員会 第3号 平成13年11月28日
  62. ^ 第166回国会 内閣委員会 第29号 平成19年6月15日
  63. ^ 産経新聞』、2006年8月23日大阪版、朝刊
  64. ^ 伊藤 2004, pp. 184–192.
  65. ^ 時事ドットコム』2007年6月5日
  66. ^ 警察庁 (2021年8月25日). “令和2年度行政事業レビューシート” (PDF). 2022年2月26日閲覧。
  67. ^ 『建通新聞電子版』に記載[1]
  68. ^ 公開訓練の場所に関しては「SATマガジン」2007年9月号に掲載された記事「警視庁SAT公開訓練」に記載。
  69. ^ 『警視庁国費案件平成21年度年間工事発注予定表』に記載[2]
  70. ^ 産経新聞』(2006年8月23日、大阪版朝刊)に記載。
  71. ^ a b c 訓練場の設計を担当した『株式会社大建設計』のホームページに掲載[3]
  72. ^ 苫小牧民報社』2010年2月12日の記事「道警の総合訓練場を拡張へ」に記載[4]
  73. ^ 『成田空港サーバー』1998年8月9日の記録に記載[5]。1998年8月9日の記録には、訓練場の建設に関して「22日に地元説明会が開かれることになっており、これによって詳細がわかるものと思われます。」との記載がある。また同サイトの1999年3月22日の記録には、『千葉県警の、「ハイジャック対策」のためと言っている「ライフル射撃練習場」』との記載がある。
  74. ^ NJSS入札情報速報サービスのサイトに掲載[6]
  75. ^ 株式会社建設データバンクのホームページに掲載[7]
  76. ^ 愛知県警察ホームページの随意契約情報に記載 [8]。なお、支出は国費(国家予算)で行われている。
  77. ^ 福岡県警察ホームページに記載[9]
  78. ^ 『読売オンライン』2010年11月26日
  79. ^ 麻生幾「第五章 Dデー」『極秘捜査 政府・警察・自衛隊の[対オウム事件ファイル]』文芸春秋、1997年。 
  80. ^ 読売新聞2003年9月17日
  81. ^ 沖縄県警察SATの隊旗授与式の様子は『SATマガジン』NO11に掲載された記事「沖縄県警SAT発足」に写真付きで記載。
  82. ^ 中国新聞』2007年12月16日
  83. ^ 石川・志賀原発でテロ訓練 警察庁長官視察』日テレNEWS 2010年11月26日
  84. ^ 朝日新聞デジタル』2012年11月22日
  85. ^ NHKニュース2015年3月13日
  86. ^ 時事ドットコム:2都県SATが合同訓練=サミット前に連携確認[リンク切れ]
  87. ^ KYODO NEWS 【共同通信社】 YouTube公式チャンネル:テロ備え、実戦訓練 SAT、合同初公開
  88. ^ 時事通信社/JIJIPRESS YouTube公式チャンネル:警視庁、神奈川県警SAT合同訓練=実弾連射、閃光弾投てき、狙撃で犯人制圧
  89. ^ “「SIT」「SAT」2つの特殊部隊連携 全国的な応援体制構築 長野立てこもり”. 産経新聞. (2022年5月26日). https://www.sankei.com/article/20230526-B3S3EQ3YCBKNVIRA6WERNJ4U2M/ 2023年5月26日閲覧。 






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「特殊急襲部隊」の関連用語

特殊急襲部隊のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



特殊急襲部隊のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの特殊急襲部隊 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS