特殊急襲部隊
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登場作品
映画・テレビドラマ
- 『20世紀少年 第1章 終わりの始まり』
- 『相棒』 - シーズン9第1話と第2話では元SATの隊長が、重要な登場人物として登場する。
- 『アンフェア the movie』
- 『踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル』
- 『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』
- 『外事警察』
- 『寄生獣 (映画)』
- 『マジすか学園5』
アニメ・漫画
- 『S -最後の警官-』
- 『亜人』
- 『オメガ7』
- 『怪盗ジョーカー』 - 登場人物の一人、交通課巡査の白井モモが元SAT隊員。
- 『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』
- 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
- 『魔法少女特殊戦あすか』 - 「警察内での連携」の節で述べた特殊部隊支援班(SAT Support Staff、通称スリーエス)も登場。
- 『名探偵コナン』
- 『闇のイージス』 - 主人公は元SAT隊員である。
小説・ライトノベル
- 『Op.ローズダスト』
- 『アフリカン・ゲーム・カートリッジズ』 - 深見真の小説。
- 『海の底』
- 『感染捜査』 - 吉川英梨の小説。
- 『官邸襲撃』 - 高嶋哲夫の小説。
- 『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』
- 『ゴルゴタ』 - 深見真の小説。
- 『外事警察』
- 『ジウ』
- 『精鋭 (小説)』
- 『ゼロの迎撃』 - 安生正の小説。
- 『宣戦布告 (小説)』
- 『日本国召喚』
- 『バニラ A sweet partner』
- 『六機の特殊 〜警視庁特殊部隊〜』 - 黒崎視音の小説。
- 『蒼白の仮面 〜六機の特殊II〜』
ゲーム
- 『レインボーシックス シージ』 - 愛知県警察SATの隊員が、攻撃側オペレーター「ヒバナ」、防衛側オペレーター「エコー」として2人登場する[注 12]。
注釈
- ^ 千葉県警察ホームページ内の資料に「千葉県警察特殊部隊指揮支援班運用要綱の制定について 平成19年8月23日例規(備)第63号」という例規通達があり、SATの名称を「千葉県警察特殊部隊」と表記している[5]。
- ^ なお警察庁は同日に「銃器対策部隊の編成について」平成8年4月1日丙備発第50号という通達も出している。
- ^ 各報道機関は沖縄県警察にSATが新設された理由について「米軍基地へのテロ対策である」と報道した。一方、沖縄県警察は報道機関の取材に対して「島嶼県で事件発生時に、本土からの部隊派遣に時間がかかることが新設理由。米軍基地の集中をめぐる『対テロ重点配置』ではない」と述べている[18]。
- ^ 入隊資格を「25歳以下の独身の男性警察官」とする説もあったが[20]、警視庁SAPのOBは「隊員選考の絶対的条件のなかには「25歳以下」「未婚者」「次男以下の者」というのはない」としてこれを否定している[29]。報道によれば、2006年に訓練で負傷した大阪府警察SATの隊員は、事故当時28歳であった。また2007年に愛知長久手町立てこもり発砲事件で死亡した愛知県警察SATの隊員には妻子がいたことが明らかとなっている。
- ^ 2007年に公開された訓練において、警視庁SATが使用(専用のフラッシュライト(ITI社製、M2)を装着したもの)。また2010年9月に公開された合同警備訓練において、神奈川県警察SATが、同年11月に公開された警備訓練において、愛知県警察SATが使用。
- ^ 2015年12月に公開された合同訓練において、警視庁SATと神奈川県警察SATが使用。一体型のグリップとフラッシュライト(シュアファイア社製、X300 ULUTRA)を装着したもの。
- ^ 2002年に警察庁が公開したSAT訓練映像で使用が確認されたもの。
- ^ 2010年に神奈川県警SATが公開した訓練以降。「活動史」の項目を参照。
- ^ バッティングラムとは、鉄製の大型ハンマーで、ドアを破壊する際に使用する。2007年に公開された訓練において、警視庁SATが使用[49]。 プラスチック爆弾は、ドアや壁を破壊する際に使用する[50]。
- ^ その際、隊員の1人がロンドンでスリに遭い、猛突進して逮捕した[35]。
- ^ 麻生幾の著作に以下の記述がある。『サティアンを取り囲む機動隊員たちは、第一線の部隊に続き、第二線、第三線、第四線の部隊が突入の機会を窺っていたが、その一番後方で身を低くしている五十名ほどの“集団”がいたことはテレビ局も気がつかなかった。』『警視庁が“国家機密”としている対テロ特殊部隊は、極力目立たぬよう、最後方で待機していた。』[79]
- ^ 2016年秋配信のDLCで追加。
出典
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- ^ 軍事専門誌『Jグランド』第9号に掲載された記事「フランス特殊部隊GIGN&RAID」には、「現在でもGIGNとSATの教官クラスは交換留学トレーニングを行っている。」と記載されている。
- ^ 双葉社『実録 世界の特殊部隊』133ページ、「オーストリア特殊任務部隊Cobra」の記事において、Cobraを「日本のSATと交流が深い」と記載。
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- ^ 公開訓練の場所に関しては「SATマガジン」2007年9月号に掲載された記事「警視庁SAT公開訓練」に記載。
- ^ 『警視庁国費案件平成21年度年間工事発注予定表』に記載[2]。
- ^ 『産経新聞』(2006年8月23日、大阪版朝刊)に記載。
- ^ a b c 訓練場の設計を担当した『株式会社大建設計』のホームページに掲載[3]。
- ^ 『苫小牧民報社』2010年2月12日の記事「道警の総合訓練場を拡張へ」に記載[4]。
- ^ 『成田空港サーバー』1998年8月9日の記録に記載[5]。1998年8月9日の記録には、訓練場の建設に関して「22日に地元説明会が開かれることになっており、これによって詳細がわかるものと思われます。」との記載がある。また同サイトの1999年3月22日の記録には、『千葉県警の、「ハイジャック対策」のためと言っている「ライフル射撃練習場」』との記載がある。
- ^ NJSS入札情報速報サービスのサイトに掲載[6]。
- ^ 株式会社建設データバンクのホームページに掲載[7]。
- ^ 愛知県警察ホームページの随意契約情報に記載 [8]。なお、支出は国費(国家予算)で行われている。
- ^ 福岡県警察ホームページに記載[9]。
- ^ 『読売オンライン』2010年11月26日
- ^ 麻生幾「第五章 Dデー」『極秘捜査 政府・警察・自衛隊の[対オウム事件ファイル]』文芸春秋、1997年。
- ^ 読売新聞2003年9月17日
- ^ 沖縄県警察SATの隊旗授与式の様子は『SATマガジン』NO11に掲載された記事「沖縄県警SAT発足」に写真付きで記載。
- ^ 『中国新聞』2007年12月16日
- ^ 『石川・志賀原発でテロ訓練 警察庁長官視察』日テレNEWS 2010年11月26日
- ^ 『朝日新聞デジタル』2012年11月22日
- ^ NHKニュース2015年3月13日
- ^ 時事ドットコム:2都県SATが合同訓練=サミット前に連携確認[リンク切れ]
- ^ KYODO NEWS 【共同通信社】 YouTube公式チャンネル:テロ備え、実戦訓練 SAT、合同初公開
- ^ 時事通信社/JIJIPRESS YouTube公式チャンネル:警視庁、神奈川県警SAT合同訓練=実弾連射、閃光弾投てき、狙撃で犯人制圧
- ^ “「SIT」「SAT」2つの特殊部隊連携 全国的な応援体制構築 長野立てこもり”. 産経新聞. (2022年5月26日) 2023年5月26日閲覧。
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