日本女子大学 沿革

日本女子大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/17 06:36 UTC 版)

沿革

創立者・初代校長 成瀬仁蔵(在任1901~1919)
  • 1896年明治29年) - 成瀬仁蔵『女子教育』出版。「日本女子大学校創設之趣旨」発表。
  • 1897年(明治30年) - 第一回創立委員会開催。大隈重信、創立委員長となる。
  • 1900年(明治33年) - 三井家より、目白台に女子大学敷地として五五二〇坪の寄付を受ける。
  • 1901年(明治34年)4月20日 - 女子高等教育の第一人者、成瀬仁蔵によって、「女子を人として、婦人として、国民として教育する」という教育方針を掲げ、日本女子大学校[注 4]として創立された。
  • 1904年(明治37年) - 専門学校令による専門学校として認可[2]
  • 1948年昭和23年) - 学制改革によって新制大学としての日本女子大学が発足、家政学部・文学部を設置。
  • 1949年(昭和24年) - 日本女子大学通信教育部開講。
  • 1990年平成2年) - 西生田に人間社会学部を設置。
  • 1992年(平成4年) - 理学部を設置。
  • 2001年(平成13年) - 学習院大学学習院女子大学立教大学早稲田大学との五大学間学生交流開始。
  • 2021年4月 - 西生田キャンパスの人間社会学部を目白キャンパスに移転。西生田キャンパスを廃止。
  • 2022年5月18日 - 2022年4月に文部科学省に対し国際文化学部の設置届出を行ったことに伴い、2023年度以降の人間社会学部文化学科の募集停止を発表[3]
  • 2023年4月 - 目白キャンパスに国際文化学部を開設[4]。全員に海外短期研修を必修化するなどし、国際的な視点を意識しグローバルな自己を醸成する。
  • 2024年4月 - 目白キャンパスに建築デザイン学部を開設[5]。これに伴い、家政学部住居学科、通信教育課程生活芸術学科は、2024年度以降の学生募集を停止する見込みであることが発表された[6]

注釈

  1. ^ 日本女子体育大学も同様。
  2. ^ 古い卒業生および職員からは「目白の女子大」と呼ばれることが多い
  3. ^ 第一回創設委員会より創設委員会委員長に着任。設立時には設立者総代、設立後は評議員であった。
  4. ^ 名称に「大学」を用いていたが、大学令による旧制大学ではなく、専門学校令による旧制女子専門学校であった。旧制大学も参照のこと。
  5. ^ 日本女子大学校はもともと、大阪市東区清水谷東之町(現天王寺区清水谷町)に建設される予定だった。この敷地に、大阪府第一高等女学校(現・大阪府立清水谷高等学校)が建設された。

出典

  1. ^ 放送大学 平成28年度 単位互換案内
  2. ^ 『学制百年史』、文部省編、株式会社帝国地方行政学会 (1981)、第一編 第二章 第四節 三
  3. ^ 人間社会学部文化学科の募集停止について | 日本女子大学”. www.jwu.ac.jp. 2022年8月3日閲覧。
  4. ^ 2023年4月「国際文化学部(仮称)」新設構想中 -- "脱教室・脱キャンパス型"で多文化共生視点を持つ国際人材を育成 -- 日本女子大学 | 日本女子大学”. Digital PR Platform. 2021年5月20日閲覧。
  5. ^ 「建築デザイン学部(仮称)」 設置構想を発表 2022年度から3年連続の学部学科再編で...”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2021年11月29日閲覧。
  6. ^ 日本女子大学家政学部通信教育課程生活芸術学科 2024年度学生募集停止【予告】”. 日本女子大学. 2023年2月23日閲覧。
  7. ^ a b c d “日本女子大学/目白キャンパス(東京都文京区)再整備/妹島和世氏がデザイン”. 日刊建設工業新聞 (日刊建設工業新聞社). (2014年11月11日)
  8. ^ a b 交通アクセス | 学校法人 日本女子大学
  9. ^ 大学休むのに66万円…? 値下げ訴えた女性ブログ話題 朝日新聞 2017年1月5日






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