大阪医科薬科大学
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出来事
- 本学法医学教室は、日本政府からキム・ヘギョン(日本の拉致被害者、横田めぐみの娘)と、キム・ヨンナム(韓国の拉致被害者)のDNA鑑定の依頼を受け、2人の間には97.5%の確率で血縁関係があるとの結果を出した。
- 2007年5月、エホバの証人信者の妊婦が帝王切開術を施行した際、分娩後の弛緩出血などにより大量出血し輸血の必要性を生じたが、宗教上の理由のために輸血が不可能であったため、数日後に死亡した。病院は術前に女性本人から、輸血を行わない場合に起きた事態については免責する旨の同意書を得ており、また容体が急変した際に家族に輸血の許可を求めたが、家族は本人の意思を尊重し輸血を希望しなかったという。その後、院内に事故調査委員会を設置、関係者に聞き取り調査などが行われたが、その結果、本事例については異状死とは判断されず、家族の希望もあり警察への届出は行われなかった。
- 2009年12月1日、オリエントコーポレーションと提携し、学納金を同社が立て替えることで、毎月分割で支払うことが可能な学費クレジット「ドクター奨学プラン」(医学部向け)及び「学費サポートプラン」(看護学部向け)の取り扱いを開始。[1]
- 性同一性障害(以下、GIDと記載。)と診断した大学院生に対し2006年5月に乳房切除を行った際、術後に左縫合部の全てと右縫合部の一部が壊死し脱落したため、大学院生が2007年3月に病院側の対応が不十分であったとして、大学に対し約3300万円の損害賠償を求め提訴していたが、2010年3月に大学側が一部説明義務違反を認め、原告に対し約330万円の賠償金を支払うこと、そして手術に関して話し合いの場を設けることや、今後のチーム医療における改善点を書面で知らせることなどを条件に和解が成立した。[2]
- 2011年1月、本学ジェンダークリニックにおいて、GIDと診断されている小学6年の男児に対し同年2月から抗ホルモン療法を開始することを決定。(当時、小児GIDに対する抗ホルモン療法は本邦初であった。)[3]
- 2015年1月、大阪大学医学部附属病院に特発性拡張型心筋症で入院していた女児(6歳未満)が脳死と判定された。その後、遺族の意志で女児から臓器提供が行われることとなり、そのうち片方の腎臓が本学附属病院の慢性糸球体腎炎の患者(40代)に移植された。[8][9]
- 2019年、ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の専門施設である関西BNCT共同医療センターを、京都大学原子炉研究所や大阪大学をはじめとした関西の各大学や民間病院と共同で本学キャンパス内に設置することを2015年3月に発表した。[12]
- ^ 大阪医科大学と提携し2種類の学費クレジットを導入-オリエントコーポレーション[1]
- ^ 乳房切除で皮膚壊死 和解…大阪医大 - 読売新聞[2]
- ^ 性同一性障害、小6男児に抗ホルモン治療へ 大阪医科大 - 朝日新聞[3]
- ^ 自走式カプセル内視鏡がヒトでの撮影に成功 - 大阪医科大学[4]
- ^ 大阪医科大と薬科大、統合へ 経営基盤の強化はかる - 朝日新聞[5]
- ^ 大阪医大と大阪薬科大が統合協議 - 日本経済新聞[6]
- ^ 学校法人大阪医科大学と学校法人高槻高等学校の合併について - 大阪医科大学[7]
- ^ 脳死判定の女児から臓器摘出手術 - NHK NEWSWEB[8]
- ^ 女児提供の臓器 移植手術すべて終了 - NHK NEWSWEB[9]
- ^ 大阪医大と大阪薬大が合併 16年4月、新法人に - 日本経済新聞[10]
- ^ 大阪医科大と大阪薬科大 16年4月に法人合併の契約締結 - 毎日新聞[11]
- ^ 中性子照射のがん治療施設開設へ 大阪・高槻に19年 - 京都新聞[12]
- ^ 大阪医大元講師が無届けで再生医療か 警察が研究室など捜索 NHKニュース 2019年10月25日
- ^ “大阪医科大元講師、無届けで再生医療提供 容疑で大阪府警が捜査”. 産経新聞 2019.10.25 10:59. 2020年8月14日閲覧。
- ^ “大阪医科大学学生の逮捕について”. 大阪医科大学 平成30年6月14日. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “【衝撃事件の核心】教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出”. 産経新聞 (2018年8月29日). 2020年8月15日閲覧。
- ^ “大阪医科大ウイルス事件 男子学生に略式命令”. 毎日新聞 2018年9月25日 11時15分. 2020年8月15日閲覧。
- ^ “2019年度 事業報告”. 学校法人 大阪医科薬科大学. 2021年7月12日閲覧。
- ^ “医学部医学科 学納金 | 大阪医科薬科大学”. www.ompu.ac.jp. 2023年6月11日閲覧。
- ^ “学納金 | 大阪医科薬科大学”. www.ompu.ac.jp. 2023年6月11日閲覧。
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