マシンロボ 600 マシンロボ 600の概要

マシンロボ 600

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/30 17:34 UTC 版)

商品名に「600」の名は冠されていないが、価格(600円)から通称として呼ばれるようになり、定着した。

概要

第1期シリーズとしてMR-01から06までの6種が1982年に発売。

600円という低価格でありながらもメッキやダイキャスト、クリアーパーツやゴムタイヤなどのパーツを多用した豪華な商品仕様や大胆な変形機構などが好評を呼んだ[1]。玩具店の定番人気アイテムとなってシリーズは長期化し、最終的に54種以上がラインナップ。また600シリーズを中核に、大型基地や巨大ロボといった連動玩具も多数発売され、マシンロボは一大人気シリーズとなった。

マシンロボのテレビアニメ化作品『クロノスの大逆襲』『ぶっちぎりバトルハッカーズ』『GoBots』にも、多くがキャラクターとして登場している。またテレビ化以前にプロモーション用のアニメビデオも制作されており、アメリカ版はハンナ・バーベラ社、日本版はスタジオぴえろが制作を担当した。

『クロノス』放映にあたり型番をリニューアルされ、「MRJ=ジェット族(飛行マシン)」「MRB=バトル族(地上マシン)」の2系統にカテゴリ分けされた。リニューアルから漏れたラインナップは型番無しで販売継続。

ラインナップ

600シリーズ

マシンロボベスト5

600シリーズのカラーバリエーションを5体セットにした特別セット。当時の定価は3000円。

  • スペシャルシリーズ
    • バイク、バギー、ファイアー、パトカー、救急ロボの色違いセット。バギーにはポリス仕様のシールが付属する[2]
  • ハイマシンセット
    • スーパーカー、バギー、パトカー、ポルシェ、カウンタックロボの色違いセット。パトカーロボはパトランプが無くなっている[2]
  • コンストラクトシリーズ
    • ダンプ、ブルドーザー、トラック、クレーン、ジープロボの色違いセット。ジープロボには機銃が付属していない[2]
  • スカイマシンセット
    • ジェット、ジャイロ、シャトル、ハリアー、イーグルロボの色違いセット。シャトルロボは胸のシールが変更されている[2]

デビルインベーダー

悪役版の600シリーズとして、同価格で発売されたシリーズ。全5種。

600シリーズ同様、『クロノス』『バトルハッカーズ』にも登場。型番はそれぞれ「MRD-10○」から「MRGD-○」へ改められた。

  • MRD-101 キャスモドン
  • MRD-102 ファルゴス
  • MRD-103 ザリオス
  • MRD-104 ギルディス
  • MRD-105 バルダス

非売品

  • MR-B747 ジャンボジェットロボ[2]
    • JAL国内線機内の子供向けアメニティおよび「バトルアーマー5発売記念グッズキャンペーン」の景品として配布された限定品。
  • 変身ボールペン[2]
    • 1985年の「マシンロボワールドキャンペーン」景品。ボールペンからロボに変形する。ボディとインクの色は青と黒の2種が存在。

  1. ^ フィギュア王294 2022, pp. 22–23, 「ユニトロボーンへ連なる道~マシンロボユニバースとは~」
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m フィギュア王294 2022, pp. 34–43, 「検証!!マシンロボユニバース マシンロボ」


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