ホワッツ・ニュー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/28 14:12 UTC 版)
英語における「What's New / What's New?」
疑問符が付く場合は、挨拶のひとつで、しばらくぶりに会った相手に、最近何かあったかと尋ねる問いかけ。直訳では「何が新しく起きてることなの?」となるが、「最近どう?」などと訳したり、さらに意訳して、「やあ」、「久しぶり」などと訳されることもある。
疑問符が付かない場合は、
- 上記の挨拶から問いかけという意識が薄れたもの
- 「新しいものはこれ」という意味で、ウェブサイトなどの「新着情報」、「更新情報」にあたるもの
を意味する。
音楽
- ホワッツ・ニュー (曲) - 1938年に書かれた旋律に、1939年に歌詞が載せられたトーチソング。ジャズのスタンダード曲となった。
アルバム
- 上記の曲をタイトル曲として収録するもの
- ホワッツ・ニュー (ソニー・スティットのアルバム) / What's New!!! (1966)
- ホワッツ・ニュー (ビル・エヴァンスのアルバム) / What's New? (1969)
- ホワッツ・ニュー (笠井紀美子のアルバム) / What's New (1973)
- ホワッツ・ニュー (ナンシー・ウィルソン・ウィズ・ザ・グレート・ジャズ・トリオのアルバム) / What's New (1982)
- ホワッツ・ニュー (リンダ・ロンシュタットのアルバム) / What's New? (1983)
- ホワッツ・ニュー (グレイト・ジャズ・トリオのアルバム) / What's New (1998)
- 上記の曲を収録していないもの
- ホワッツ・ニュー (ソニー・ロリンズのアルバム) - ソニー・ロリンズの1962年のアルバム
- 1 ホワッツ・ニューとは
- 2 ホワッツ・ニューの概要
ホワッツ・ニュー (ソニー・スティットのアルバム)
『ホワッツ・ニュー』 | ||||
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ソニー・スティット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1966年6月 | |||
ジャンル | ジャズ | |||
レーベル | ルーレット SR-25343 | |||
プロデュース | ヘンリー・グローヴァー | |||
ソニー・スティット アルバム 年表 | ||||
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専門評論家によるレビュー | |
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レビュー・スコア | |
出典 | 評価 |
AllMusic | [1] |
『ホワッツ・ニュー』(What's New!!!) は、サブタイトルに「Sonny Stitt Plays the Varitone(ソニー・スティットがバリトーンを演奏する)」と謳われた、サクソフォーン奏者ソニー・スティットの1966年に録音されルーレット・レコードからリリースされたアルバム[2]。このアルバムで、スティットは、サクソフォーンの音を変化させる電子的アンプリファイアのシステムであるバリトーンを初めてレコーディングに使った[3]。
評価
『ホワッツ・ニュー』は、1967年4月に Billboard 200 で172位まで浮上し、ジャズ・アルバム・チャートでは16位に達した[4]。AllMusicは、星3つを付けている[1]
収録曲
オリジナル盤LPでは、A面に6曲、B面に6曲が収録されていた[5]。
# | タイトル | 作詞・作曲 | 時間 |
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1. | 「ホワッツ・ニュー - "What's New?"」 | ボブ・ハガート、ジョニー・バーク | |
2. | 「ジャンピン・ウィズ・シンフォニー・シド - "Jumpin' with Symphony Sid"」 | レスター・ヤング | |
3. | 「スターダスト - "Stardust"」 | ホーギー・カーマイケル、ミッチェル・パリッシュ | |
4. | 「カクテル・フォー・トゥー - "Cocktails for Two"」 | アーサー・ジョンストン、サム・コスロー | |
5. | 「ジョージア - "Georgia"」 | ホーギー・カーマイケル、スチュアート・ゴレル | |
6. | 「メイム - "Mame"」 | ジェリー・ハーマン | |
7. | 「モーガンズ・ソング - "Morgan's Song"」 | ||
8. | 「フィーバー - "Fever"」 | エディ・クーリー、ジョニー・バーク | |
9. | 「ラウンド・ミッドナイト - "'Round Midnight"」 | セロニアス・モンク | |
10. | 「アイヴ・ゴット・ザ・ワールド・オン・ア・ストリング - "I've Got the World on a String"」 | ハロルド・アーレン、テッド・ケーラー | |
11. | 「イフ・アイ・ディドント・ケア - "If I Didn't Care"」 | ジャック・ローレンス | |
12. | 「ザ・ビーストリー・ブルース - "The Beastly Blues"」 |
パーソネル
- ソニー・スティット - アルト・サクソフォーン、テナー・サクソフォーン、バリトーン
- ジョー・ワイルダー、エディ・プレストン - トランペット
- J・J・ジョンソン - トロンボーン
- イリノイ・ジャケー - テナー・サクソフォーン
- ジョージ・バーグ (George Berg) - バリトン・サクソフォーン
- ビリー・テイラー、エリス・ラーキンス - ピアノ
- ワイルド・ビル・デイヴィス、アーニー・ヘイズ (Ernie Hayes) - オルガン
- マイク・マイニエリ - ヴィブラフォン
- レス・スパン - ギター
- ジャン・アーネット (Jan Arnet)、ジョージ・デュヴィヴィエ - ベース
- ウォルター・パーキンス - ドラムス
脚注
- ^ a b Sonny Stitt: What's New > Overview - オールミュージック. 2013年1月4日閲覧。
- ^ Edwards, D. & Callahan, M. Roulette Album Discography, Part 1 accessed January 4, 2013
- ^ Myers, M. Sonny Stitt: Varitone Redux, All About Jazz, December 20, 2011
- ^ Sonny Stitt: What's New > Awards - オールミュージック. 2013年1月4日閲覧。
- ^ Sonny Stitt – What's New!!! Sonny Stitt Plays The Varitone - Discogs
固有名詞の分類
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