テナー・マッドネスとは? わかりやすく解説

テナー・マッドネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 06:54 UTC 版)

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テナー・マッドネス
ソニー・ロリンズスタジオ・アルバム
リリース
録音 1956年5月24日 ニュージャージー州
ジャンル ジャズ
時間
レーベル プレスティッジ・レコード
プロデュース ボブ・ウェインストック
専門評論家によるレビュー
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テナー・マッドネスTenor Madness)は、ジャズサックス奏者ソニー・ロリンズが1956年に制作・発表したアルバム。

解説

マイルス・デイヴィスの第一期クインテットのメンバーと共に制作したアルバム。本作レコーディングのわずか13日前、マイルスのクインテットは有名な「マラソン・セッション」を行い、1日で10曲以上録音したばかりだった。各メンバーとも、とても乗っていた時期の演奏と言える。なお、ドラマーフィリー・ジョー・ジョーンズとは、翌年にもアルバム『ニュークス・タイム』で共演した。

「テナー・マッドネス」は、ブルースの形式を取り入れ、各メンバーのソロを前面に押し出した曲で、当時やはりマイルスのクインテットに在籍していたジョン・コルトレーンがゲスト参加。ロリンズとコルトレーンは、担当楽器が同じテナー・サックスということもあって共演の機会は少なく、公式なレコーディングではこの曲だけなので、貴重なセッションとされる。

収録曲

  1. テナー・マッドネス - Tenor Madness(Sonny Rollins)
  2. 恋人が行ってしまったら - When Your Lover Has Gone(Einar A. Swan)
  3. ポールズ・パル - Paul's Pal(S. Rollins)
  4. マイ・レヴェリー - My Reverie(Claude Debussy, Larry Clinton)
  5. 世界一美しい娘 - The Most Beautiful Girl In The World(Lorenz Hart, Richard Rodgers)

演奏メンバー





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