フォース・インディア VJM02 フォース・インディア VJM02の概要

フォース・インディア VJM02

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/12/16 01:46 UTC 版)

フォース・インディア VJM02
カテゴリー F1
コンストラクター フォース・インディア
デザイナー ジェームス・キー(テクニカルディレクター)
マーク・スミス(デザインディレクター)
先代 フォース・インディア VJM01
後継 フォース・インディア VJM03
主要諸元
エンジン メルセデスFO108S
主要成績
チーム フォース・インディア
ドライバー エイドリアン・スーティル
ジャンカルロ・フィジケラ
ヴィタントニオ・リウッツィ
出走時期 2009年
表彰台(3位以内)回数 1
通算獲得ポイント 13
初戦 2009年オーストラリアGP
最終戦 2009年アブダビGP
出走
回数
優勝
回数
ポール
ポジション
ファステスト
ラップ
17 0 1 1
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VJM02

第7戦トルコGPでのVJM02

マシンカラーリングがフォース・インディア VJM01の白/オレンジ/金とは異なり、インド国旗をモチーフにした白/緑/オレンジとなった。

フロントノーズは、フェラーリ2000年F1マシンであるF1-2000に似た形状である。具体的にはコクピット前端部分から高く持ち上げられた。そのため、フロントサスペンションが、正面から見ると強い「ハ」の字を描いたような形となっている。また、フロントウイングは3枚式。可動部分は大きなフィンで区切られている。

ミラーステーがフィン状に整形されている。2009年からのレギュレーションで、フロント周りの空力パーツが大幅に制限されたための措置だと思われる。

サイドポンツーン前端には規定寸法いっぱいいっぱいでフィンが装着されている。後方は、一部がルノーの2009年マシンであるR29のように絞り込まれていない。

エンジン、KERS、ギアボックス、ハイドロリックはメルセデス・ベンツから供給を受ける。この契約が決まったのが遅かったため、VJM02の発表が遅くなってしまった。

シェイクダウンは新車発表に先駆けて2月25日シルバーストーンで非公開で行われた[1]

いわゆる「直線番長」的なマシン特性を持っており、高速サーキットでは極限までダウンフォースを削る作戦で上位チームとも互角に戦った(ベルギーGPやイタリアGP)。末期のジョーダン、ミッドランド、スパイカーと続いてきた弱小チームの流れからの飛躍的な進歩を見せたマシンであった。

スペック

シャーシ

エンジン




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