ピロ亜硫酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 23:32 UTC 版)
安全性
ラットに経口投与した場合の半数致死量(LD50)は1131~2480mg/kgのデータがある[1]。皮膚や目、呼吸器に対する刺激性があり、摂取により喘息やアレルギー反応を起こすことがある[1]。水生生物に対する毒性がある[4]。還元剤であり、酸化剤や強酸と反応する。
接触アレルギーでは、183名の5.5%の人にピロ亜硫酸ナトリウムの陽性反応があり、ほとんどの場合、亜硫酸ナトリウムにも反応を示すため、アレルギーが判明した場合これらを含めた亜硫酸ナトリウム全体を避けることを医師は告げる必要がある[2]。
関連項目
外部リンク
- 国際化学物質安全性カード 二亜硫酸ナトリウム (ICSC:1461) 日本語版(国立医薬品食品衛生研究所による), 英語版
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- ^ a b c d 製品安全データシート(安全衛生情報センター)
- ^ a b Oliphant T, Mitra A, Wilkinson M. (2012-3). “Contact allergy to sodium sulfite and its relationship to sodium metabisulfite”. Contact dermatitis 66 (3): 128–130. doi:10.1111/j.1600-0536.2011.02029.x. PMID 22320666.
- ^ Vally H, Misso NL. (2012). “Adverse reactions to the sulphite additives”. Gastroenterology and hepatology from bed to bench 5 (1): 16–23. PMC: 4017440. PMID 24834193 .
- ^ 国際化学物質安全性カード 二亜硫酸ナトリウム ICSC番号:1461 (日本語版), 国立医薬品食品衛生研究所
ピロ亜硫酸ナトリウムと同じ種類の言葉
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